こんにちは。クルビライフです。
今日はあまり言及されないクルビの産卵木の固さについてお話しします。
よく「クルビは硬めの材でOK!」というお話を聞きますが、僕はそれは正確な表現ではないと感じています。
以前、クルビに対して熱い想いを持っているあるショップの店長さんから、クルビが好む材質は「よく朽ちているけど身が詰まっているホダ木」だと教わりました。
実際、その通りの産卵木を用意して、ワイルドのガントクカルビから十分な数の幼虫を得ることができました。
ですので、まず1つ言えることが、クルビに向いてるのはただの「硬い材」ではなく、「ぎっしり詰まった材」だと言うこと。
結局のところ、硬い材なんですけれども!笑
ただ、これについても、全てのクルビに言えることではなくて、主に新成虫に対して言えることだと感じています。
事実、2年目のガントクカルビの産卵時には柔らかい方の木に好んで卵座を作っていました。
結果がボウズでしたので、説得力が極めて弱いのは目をつぶっていただければと思います。笑
上の方から言えるのは、年相応に柔らかい材を好むようになるいうことです。
つまり、メスがまだ若い時には、よく朽ちててずっしりと重みのある身の詰まった材を、2年目3年目には少し腐朽の進んだ材を選んであげると良いようです。
ワイルドで入ってくるクルビはわかりづらいところではありますが、掴まる力や擬死行動の有無、全体のスレなどを基に産卵僕の硬さを決めています。
ご参考になれば幸いです。
クルビライフ