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ボトル改革

こんにちは。クルビライフです。

 

ガントクの産卵実験が不発に終わったせいで飼育実験に移れず、書くことがあまりない日々を過ごしております…

 

月一更新じゃブログとして体を成してないです。申し訳ありません…

 

今期のガントクについてはまた別記事でまとめますので、今日は久しぶりの飼育アイテムについて記事を書かせていただきます。

 

それがこちら!

 

 

 

タイトルの通り、飼育に使うボトルを変えてみました。

 

昔からずっと飼育ボトルに対して以下のような不満を持っていました。

 

①詰めづらく洗いにくい原因の肩口は本当に必要なのか?

②ボトルのねじはこんなに何周もさせないといけないのか?

③底が平らじゃないと蛹化不全につながるのに、この出っ張りは消せないのか?

 

飼育容器は一応昆虫用でと考えていたので、ずっとRTNさんのボトルを使っていたのですが、大幅な値上がりがあり、別のものを探していたところ、100円ショップで理想のボトルに出会ってしまいました。

 

①の肩口はなく寸胴型

②のねじ部分も90°回転で閉まるタイプ

③の底も平らと全てをクリア。

 

もちろん値段は1つ100円とお手頃価格。

大量注文もロットで対応してくれます。

 

それぞれ容量が650mlと1100mlで、いわゆるメジャーサイズの800mlと1400mlよりもちょっと小さめです。

 

何故このボトルを選んだのかというと、今までそこそこの数のクルビを飼育してきた中で、幼虫飼育には生育環境の支配が重要なのでは?と感じることが多かったからです。

 

実際、今年羽化したカリンポンの飼育では、3齢中期くらいのオスを800mlにいれると、割とすぐに安定して居食いしてくれた反面、1400mlに入れた個体は早々に暴れるケースが多かったです。

どうも1400mlだとバクテリアを回しきれずに、より安全な成虫のステージに早く移行しようとしている気がします。

 

なので、450ml→800ml→1400mlというリレーよりも、200ml→650ml→1100ml、サイズ次第では200ml→1100ml×2の方がいいのではないかと考えています。

 

居食いさせながらリレーをし続けるイメージですね。

 

ボトルが寸胴型なので、継ぎ足し交換も可能だと考えていて、底の方に幼虫がいる時を狙って上8割くらいを取り除き、事前に別ボトルに詰めていた菌床を上から入れるということも想定しています。

 

現ギネスが継ぎ足しボトルで出ていますので、効果的なのではないかと思います。

 

底面積もそんなに小さくないので、オスの羽化にも耐えられそうで、ダメなら人工蛹室でもいいと思うので、今後はこのボトルのみで飼育していきたいと思います。

 

結果は今年のガントクで出せるのか、来年のカリンポンが本番になるか、楽しみにお待ちください!

 

ちなみに650mlは手が楽々入るので、成虫管理にとても便利です。

 

 

ゼリー交換も箸やピンセットを使わずにできますし、毎回成虫の姿が簡単に確認できて最高です。

 

ボトル洗浄はいつもトイレ用ブラシを使っていましたが、このボトルだと普通にスポンジで洗えて本当に楽になりました。

 

穴あけの手間だけかかりますが、電動ドリルは持っていましたし、むしろ自分の好みに穴あけできて色々と都合がいいです。

 

もともとがキノコ栽培に使われていたボトルの流用で始まった幼虫飼育ボトル、ここで他に目を向けるのもありだと思います。

 

ゆくゆくは自分で設計して、最良のボトルを作りたいですね。

 

 

クルビライフ

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