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WES試験対策(1級) 問題と解説 No.156~160

WES試験対策(1級) 問題と解説 No.156~160

 このページの問題を一問一答形式の動画としてまとめました。復習用にご活用ください。通勤中や運動中に最適です。
【No 621~640】WES溶接管理技術者試験対策
WES溶接管理技術者試験勉強のための一問一答形式の音声教材です。初学者である自分向けに、音声には基本的な用語の説明も含めています。運動中や通勤中に聞き流しながら...

【No.156】 溶接作業の安全衛生

溶接作業の安全衛生に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)溶接ヒュームは、溶接時の熱によって蒸発した物質が冷却されて、個体の微粒子となったものである。
(2)溶接ヒュームの暴露防止に有効な個人用保護具として、防じんマスクが挙げられる。
(3)溶接ヒュームの暴露防止に有効な環境対策として、送風機の使用が挙げられる。
(4)溶接ヒュームの暴露防止に有効な環境対策として、全体換気装置の使用が挙げられる。
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誤っている選択肢は 無し

【解説】
(1)正しい。溶接ヒュームは、溶接時の熱によって蒸発した物質が冷却されて、個体の微粒子となったものです。
(2)正しい。溶接ヒュームの暴露防止に有効な個人用保護具として、防じんマスクが挙げられます。
(3)正しい。溶接ヒュームの暴露防止に有効な環境対策として、送風機の使用が挙げられます。
(4)正しい。溶接ヒュームの暴露防止に有効な環境対策として、全体換気装置の使用が挙げられます。

【No.157】 溶接の機構

溶接の機構に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)圧接は、母材の接合部を加熱、溶融して、溶接金属を生成し、その溶融金属を凝固させることによって接合する方法である。
(2)融接の代表例には、被覆アーク溶接やマグ溶接などがある。
(3)圧接は、接合部へ摩擦熱や電気抵抗によるジュール熱などの熱エネルギーを加えた後に、圧力を加えて接合する方法である。
(4)圧接の代表例として、抵抗スポット溶接や、摩擦圧接が挙げられる。
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誤っている選択肢は (1)

【解説】
(1)誤り。母材の接合部を加熱、溶融して、溶接金属を生成し、その溶融金属を凝固させることによって接合する方法は、融接と呼ばれます。
(2)正しい。融接の代表例には、被覆アーク溶接やマグ溶接などがあります。
(3)正しい。圧接は、接合部へ摩擦熱や電気抵抗によるジュール熱などの熱エネルギーを加えた後に、圧力を加えて接合する方法です。
(4)正しい。圧接の代表例として、抵抗スポット溶接や、摩擦圧接が挙げられます。

【No.158】 溶接の機構

溶接の機構に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)ろう接は、母材より融点が高い溶加材を溶融し、毛細管現象を利用して、接合面の隙間にろう材を充填することによって、接合する方法である。
(2)ろう接の代表例として、サブマージアーク溶接が挙げられる。
(3)アーク溶接でフラックスを利用する方法は、フラックスの溶融によって発生するガスまたは散布したフラックスで、溶融金属を大気から保護する方法である。
(4)フラックス溶接では、生成した溶融スラグが溶接金属の表面を覆い、溶接金属の酸化や窒化を防ぐ。
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誤っている選択肢は (1)、(2)

【解説】
(1)誤り。ろう接は、母材より融点が低い溶加材を溶融し、毛細管現象を利用して、接合面の隙間にろう材を充填することによって、母材を溶融させずに接合する方法です。
(2)誤り。ろう接の代表例として、ろう付けやはんだ付けが挙げられます。
(3)正しい。アーク溶接でフラックスを利用する方法は、フラックスの溶融によって発生するガスまたは散布したフラックスで、溶融金属を大気から保護する方法です。
(4)正しい。フラックス溶接では、生成した溶融スラグが溶接金属の表面を覆い、溶接金属の酸化や窒化を防ぎます。

【No.159】 アーク溶接

アーク溶接に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)フラックス溶接では、ビード表面は凝固スラグで覆われるため、溶接後に凝固スラグの除去が必要である。
(2)アーク溶接でガスを利用する方法は、シールドガスとして、アルゴン、炭酸ガス、またはそれらの混合ガスなどを溶接部近傍に吹き付けて、溶融金属が大気と接触することを防ぐ方法である。
(3)シールドガスアーク溶接では、ソリッドワイヤを用いると、凝固スラグの生成が多いため、凝固スラグの剥離が必要である。
(4)シールドガスアーク溶接の代表例として、マグ溶接、ミグ溶接、ティグ溶接が挙げられる。
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誤っている選択肢は (3)

【解説】
(1)正しい。フラックス溶接では、ビード表面は凝固スラグで覆われるため、溶接後に凝固スラグの除去が必要です。
(2)正しい。アーク溶接でガスを利用する方法は、シールドガスとして、アルゴン、炭酸ガス、またはそれらの混合ガスなどを溶接部近傍に吹き付けて、溶融金属が大気と接触することを防ぐ方法です。
(3)誤り。シールドガスアーク溶接では、ソリッドワイヤを用いると、凝固スラグの生成はわずかであり、凝固スラグの剥離はほぼ必要ありません。
(4)正しい。シールドガスアーク溶接の代表例として、マグ溶接、ミグ溶接、ティグ溶接が挙げられます。マグ溶接のマグとは、メタル、アクティブガスの略です。アクティブガスとは、活性ガスで、マグ溶接では、シールドガスとして、炭酸ガス、またはアルゴンと炭酸ガスの混合ガスが使用されます。なお、混合ガスには、アークの指向性、溶接移行の円滑さ、ビード表面形状の美麗さなどの観点から、20%前後の炭酸を混合したガスが多く使われます。ミグ溶接は、ソリッドワイヤと呼ばれる、金属のワイヤを電極に用いたアーク溶接で、ワイヤと母材を同時に溶かしながら溶接します。ミグとは、メタル、イナートガスの略です。ミグ溶接は、電極が溶ける消耗電極式の溶接で、針金状の溶接ワイヤをトーチの先端部に供給しながら溶接を行います。ティグ溶接は、融点が高く、アーク熱で溶けにくいタングステン電極を用いたアーク溶接で、アークの安定性に優れます。ティグとは、タングステン、イナートガスの略です。イナートガスとは、不活性ガスで、ティグ溶接では、シールドガスとして、アルゴンガスやヘリウムガスが用いられます。

【No.160】 エレクトロスラグ溶接

エレクトロスラグ溶接に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)エレクトロスラグ溶接では、溶接開始時にプラズマ気流を発生させて、ワイヤを溶融し、開先内にスラグ浴を作る。
(2)エレクトロスラグ溶接は、スラグ浴が形成されると、アークは消滅し、ワイヤと母材間の溶融スラグ内を流れる電流の抵抗発熱で加熱されたスラグが母材およびワイヤを溶融して、溶融池を形成する。
(3)固定ノズル式エレクトロスラグ溶接は、開先内に絶縁固定したノズルを配置し、ノズル内にワイヤを送給する方法である。
(4)消耗ノズル式エレクトロスラグ溶接では、ノズルの心材には鋼管が用いられ、この鋼管は溶接の進行とともに溶融して、溶接金属の一部となる。
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誤っている選択肢は (1)、(3)

【解説】
(1)誤り。エレクトロスラグ溶接では、溶接開始時にア-クを発生させて、フラックスを溶融し、開先内にスラグ浴を作ります。
(2)正しい。エレクトロスラグ溶接は、スラグ浴が形成されると、アークは消滅し、ワイヤと母材間の溶融スラグ内を流れる電流の抵抗発熱で加熱されたスラグが母材およびワイヤを溶融して、溶融池を形成します。
(3)誤り。開先内に絶縁固定したノズルを配置し、ノズル内にワイヤを送給する方法は、消耗ノズル式エレクトロスラグ溶接です。
(4)正しい。消耗ノズル式エレクトロスラグ溶接では、ノズルの心材には鋼管が用いられ、この鋼管は溶接の進行とともに溶融して、溶接金属の一部となります。
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