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【一級土木施工管理技士】過去問演習(No.86~90)

【No18】聞き流し_1級土木施工管理技士_一問一答

【No.86】

建設工事の品質管理における「工種」,「品質特性」及び「試験方法」に関する次の組合せのうち,適当なものはどれか。
(1)コンクリート工における品質特性であるスランプは,圧縮強度試験により測定する。
(2)路盤工における品質特性である支持力は,CBR試験により測定する。
(3)アスファルト舗装工における品質特性である安定度は,平たん性試験により測定する。
(4)土工における品質特性であるたわみ量は,平板載荷試験により測定する。
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正解は(2)

【解説】
(1)×誤り。コンクリート工のスランプは,ワーカビリティーなどを評価する値で,スランプ試験を用います。圧縮強度試験はコンクリートの圧縮強度を調べる試験です。
(2)〇正しい。路盤工の支持力はCBR試験を用います。アメリカのカルフォルニア州において道路や飛行場滑走路の設計の尺度として,CBR(CaliforniaBearingRario)が考案されました。CBR試験は,標準寸法とされる直径5cmの貫入ピストンを土の中に貫入させるのに必要な荷重を測定して標準荷重と比較し,相対的な強さを求めるものです。
(3)×誤り。アスファルト舗装工における安定度は,走行荷重などによるアスファルト変形抵抗性をいい,マーシャル安定度試験を用います。平坦性試験はアスファルト路面の平坦匪を測定するものであり,3mプロフィルメータにより測定します。
(4)×誤り。土工のたわみ量の測定は,プルーフローリングによる目視確認により行います。プルーフローリングは締め固め機械で仕上がり面を走行させ,わだちやひび割れ等が発生しないか目視で確認する方法です。平板載荷試験は路盤工における支持力値を求める試験です。

【No.87】

」ISA5308レディーミクストコンクリートの受入れ検査に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
(1)フレッシュコンクリートのスランプは,レディーミクストコンクリートのスランプの設定値によらず±3.0cmの範囲にあれば合格と判定してよい。
(2)フレッシュコンクリートの空気量は,レディーミクストコンクリートの空気量の設定値によらず,±3.0%の範囲にあれば合格と判定してよい。
(3)アルカリ骨材反応については,配合計画書に示されるコンクリート中のアルカリ総量の計算結果が3.0kg/m3以下であれば,対策がとられていると判定してよい。
(4)塩化物イオン量については,フレッシュコンクリート中の水の塩化物イオン濃度試験方法の結果から計算される塩化物イオン含有量が3.0kg/m3以下であれば,合格と判定してよい。
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正解は(3)

【解説】
(1)×誤り。目標スランプが2.5cmのとき±1cm,5および6.5cmのとき±1.5cm,8cm以上18cm以下のとき土2.5cm,目標スランプが21cmのとき±1.5cm*呼び強度の強度値が27N/mm2以上で,高性能AE減水剤を使用する場合は,±2cmとします。
(2)×誤り。フレッシュコンクリートの空気量は,表コンクリートの種類によらず,±1.5%の範囲にあれば合格と判定します。
(3)〇正しい。アルカリ骨材反応については,配合計画書に示されるコンクリート中のアルカリ総量の計算結果が3.0kg/m3以下であれば,対策がとられていると判定してよいです。
(4)×誤り。塩化物イオン量は0.3kg/m3以下とし,購入者の承認を受けた場合には,0.6kg/m3以下とすることができます。

【No.88】

現場打ちのコンクリート構造物に適用する鉄筋の各種継手工法の検査に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
(1)フレア溶接継手では,重ね継手やガス圧接継手に比べて安定した品質が得やすく,継手の非破壊検査も容易である。
(2)熱間押抜ガス圧接継手部では,圧接部の膨らみの長さ,オーバーヒートによる表面不整,膨らみを押し抜いた後の圧接面に対応する位置の圧接部表面の割れ,へこみなどの外観検査を行う。
(3)ねじ節鉄筋継手部では,カプラーに有害な損傷がないこと,挿入マークが施されていること及びカプラー端が挿入マークの所定の位置にあることなどの外観検査を行う。
(4)モルタル充てん継手部では,原則として抜き取り検査法とし,鉄筋の挿入長さの超音波測定検査を行い,プロセス管理や外観検査が適正に行われているか否かを確認する。
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正解は(1)

【解説】
(1)×誤り。フレア溶接継手は,鉄筋同士を重ね合わせた部分をアーク溶接により接合する継手で,ガス圧接継手や重ね継手と比較して品質が得にくく,非破壊検査も容易ではありません。
(2)〇正しい。熱間押抜ガス圧接は,圧接の最終加圧工程の終了直後に赤熱中のふくらみを鉄筋径の1.2倍程度の直径にせん断刃で押抜き除去する継手で,継手部の検査は全数を外観検査により行います。
(3)〇正しい。ねじ節鉄筋継手は,ねじ節鉄筋を内部にねじ加工したカプラーで接合し,鉄筋とカプラーの隙間にグラウト材を注入して固定する継手で,継手部の外観検査は全数検査とし,挿入長さは超音波測定検査による抜取検査で行います。
(4)〇正しい。モルタル充てん継手は,異形鉄筋と内部がリブ加工されたスリーブの隙間に高強度モルタルを充填する継手で,継手部の外観検査は全数検査とし,鉄筋の挿入長さの超音波測定検査は原則として抜き取り検査法とし,プロセス管理や外観検査が適正に行われているか否かを確認します。

【No.89】

コンクリート構造物の品質や健全度を推定するための試験に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
(1)コンクリート構造物から採取したコアの圧縮強度試験結果は,コア供試体の高さhと直径dの比の影響を受けるため,高さと直径との比を用いた補正係数を用いている。
(2)リバウンドハンマによるコンクリート表層の反発度は,コンクリートの含水状態や中性化の影響を受けるので,反発度の測定結果のみでコンクリートの圧縮強度を精度高く推定することは困難である。
(3)超音波法は,コンクリート中を伝播する超音波の伝播特性を測定し,コンクリートの品質やひび割れ深さなどを把握する方法である。
(4)電磁誘導を利用する試験方法は,コンクリートの圧縮強度及び鋼材の位置,径,かぶりを非破壊的に調査するのに適している。
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正解は(4)

【解説】
(1)〇正しい。「コンクリートからのコアの採取方法及び圧縮強度試験方法」により,コンクリート構造物から採取したコアの圧縮強度試験結果は,コア供試体の高さhと直径dの比の影響を受けるため,高さと直径との比を用いた補正係数を用いています。
(2)〇正しい。リバウンドハンマによる反発度の測定結果のみでコンクリートの圧縮強度を精度高く推定することは困難であるため,コンクリートの強度を推定する場合は,コアを採取して行う圧縮強度試験などと併用するのがよいです。
(3)〇正しい。超音波法は,コンクリート中を伝播する超音波の伝播特性を測定し,コンクリートの品質やひび割れ深さなどを把握する方法です。
(4)×誤り。電磁誘導を利用する方法には,コンクリート中の鋼材の位置,径,かぶりを非破壊的に調査する電磁誘導法と,コンクリートの含水率と誘電率の関係からコンクリートの含水率を推定する方法があります。コンクリートの圧縮強度は推定できません。

【No.90】

建設工事の騒音防止対策に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
(1)騒音防止対策は,音源対策が基本だが,伝搬経路対策及び受音側対策をバランスよく行うことが重要である。
(2)遮音壁は,音が直進する性質を利用して騒音低減をはかるもので,遮音壁の長さに関係なく効果が期待できる。
(3)騒音防止対策の方法には,圧入工法のように施工法自体を大幅に変更した技術と発動発電機のようにエンクロージャによりエンジン音などを防音した技術がある。
(4)建設機械の内燃機関が音源となって発生する騒音は,音の有無と作業の効率にあまり関係なく,機械の性能を損なうことがないので,低騒音型の機械との入れ替えができる。
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正解は(2)

【解説】
(1)〇正しい。騒音防止対策は,音源対策が基本ですが,伝搬経路対策及び受音側対策をバランスよく行うことが重要です。
(2)×誤り。遮音壁は,音が直進する性質を利用して騒音低減をはかるものですが,遮音壁の効果が得られるのは壁の長さが少なくても有効高さの5倍以上あるような場合であり,横方向からの回りこみがある場合には期待する効果が得られないことがあります。
(3)〇正しい。騒音防止対策の方法には,圧入工法のように施工法自体を大幅に変更した技術と発動発電機のようにエンクロージャによりエンジン音などを防音した技術があります。
(4)〇正しい。内燃機関から発生する騒音と作業の効率とはあまり関係がありません。むしろ,老朽化した建設機械や整備不良の建設機械は,摩耗や緩み,潤滑油の不足などにより,作業効率の低下や,大きな騒音・振動の発生原因となります。
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