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【一級土木施工管理技士】過去問演習(No.91~95)

【No19】聞き流し_1級土木施工管理技士_一問一答

【No.91】

土質試験における「試験の名称」,「試験結果から求められるもの」及び「試験結果の利用」に関する次の組合せのうち,適当なものはどれか。
(1)土の一軸圧縮試験では,一軸圧縮強さを求め,地盤の沈下量を推定する。
(2)突固めによる土の締め固め試験では,圧縮曲線を求め,盛土の締め固め管理基準を決定する。
(3)土の圧密試験では,圧縮指数を求め,斜面の安定の検討を行う。
(4)土の粒度試験では,粒径加積曲線を求め,建設材料としての適性の判定を行う。
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正解は(4)

【解説】
(1)×誤り。一軸圧縮試験から一軸圧縮強さが求められ,試験結果は細粒土の地盤の安定計算に利用されます。
(2)×誤り。突固めによる土の締め固め試験から求められるものは含水比-乾燥密度曲線です。
(3)×誤り。圧密試験から圧縮指数が求められ,試験結果は粘土層の沈下量の計算に利用されます。
(4)〇正しい。粒度試験から求める粒径加積曲線は,開き目の異なるふるいを積み重ねて最上段に試料を投入し,各ふるいに残留する骨材の重量を計測し,ふるいの開きとの関係をグラフ化し,建設材料としての適性の判定を行います。

【No.92】

土工における土量の変化率に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
(1)土量の変化率Cは,土工の配分計画を立てる上で重要であり,地山の土量をほぐした土量の体積比を測定して求める。
(2)土の掘削・運搬中の土量の損失及び基礎地盤の沈下による盛土量の増加は,原則として変化率に含まれない。
(3)土量の変化率は,実際の土工の結果から推定するのが最も的確な決め方で類似現場の実績の値を活用できる。
(4)土量の変化率Lは,土工の運搬計画を立てる上で重要であり,土の密度が大きい場合には積載重量によって運搬量が求められる。
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正解は(1)

【解説】
(1)×誤り。土量の変化率Cは,地山を締め固めた際の土量の変化率です。
(2)〇正しい。土の掘削・運搬中の土量の損失及び基礎地盤の沈下による盛土量の増加は,地山をほぐした際や締め固めた際の変化とは異なるため,変化率に含まれません。
(3)〇正しい。土量の変化率は,土質条件から計算することが非常に困難であり,実際の土工の結果から推定するのが最も的確な決め方です。
(4)〇正しい。土量の変化率Lは,地山をほぐした際の変化率で,土の密度が大きい場合には積載重量によって運搬量が求められます。

【No.93】

盛土の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
(1)盛土の施工に先立って行われる基礎地盤の段差処理で,特に盛土高の低い場合には,凹凸が田のあぜなど小規模なものでも処理が必要である。
(2)盛土材料の敷均し作業は,盛土の品質に大きな影響を与える要素であり,レベル測量などによる敷均し厚さの管理を行うことが必要である。
(3)盛土施工時の盛土面には,盛土内に雨水などが浸入し土が軟弱化するのを防ぐため,数パーセントの縦断勾配を付けておくことが必要である。
(4)盛土の締め固めにおいては,盛土端部や隅部などは締め固めが不十分になりがちになるので注意する必要がある。
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正解は(3)

【解説】
(1)〇正しい。盛土の施工に先立って行われる基礎地盤の段差処理で,特に盛土高の低い場合には,田のあぜなどの小規模なものでもかき均しを行います。
(2)〇正しい。盛土材料の敷均し作業は,高まき(土を広げること)を避け,水平の層に薄く敷均し,均等に締め固めることが重要です。
(3)×誤り。盛土施工時の盛上面には,盛土内に雨水などが浸入し,土が軟弱化するのを防ぐため,4~5%程度の横断勾配を付ける。
(4)〇正しい。盛土端部や隅部などは締め固めが不十分となりやすいので,本体部とは別に締め固め方法を検討するなど注意する必要があります。

【No.94】

建設発生土の利用に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
(1)建設発生土を工作物の埋戻し材に用いる場合は,供用開始後に工作物との間にすきまや段差が生じないように圧縮性の小さい材料を用いなければならない。
(2)建設発生土を安定処理して裏込め材として利用する場合は,安定処理された土は一般的に透水性が高くなるので,裏面排水工は,十分な排水能力を有するものを設置する。
(3)道路の路体盛土に第1種から第3種建設発生土を用いる場合は,巨礫などを取り除き粒度分布に留意すれば,一般的な場合そのまま利用が可能である。
(4)道路の路床盛土に第3種及び第4種建設発生土を用いる場合は,締め固めを行っても強度が不足するおそれがあるので,一般的にセメントや石灰などによる安定処理が行われる。
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正解は(2)

【解説】
(1)〇正しい。建設発生土を工作物の埋戻し材に用いる場合,圧縮性が大きい材料は,供用開始後の繰返し荷重の影響や,時間経過により,工作物との間にすきまや段差が生じるので,圧縮注の小さい材料を用いなければなりません。
(2)×誤り。建設発生土を安定処理して裏込め材として利用する場合は,安定処理された生は一般的に透水性が低くなるので,裏面排水工は,十分な排水能力を有するものを設置します。
(3)〇正しい。第1種建設発生土は,砂,礫及びこれらに順ずるもので,第3種建設発生土は,通常の施工性が確保される粘性生及びこれに順ずるものとなっており,巨礫などを取り除き粒度分布に留意すれば,一般的な場合そのまま利用が叮能です。
(4)〇正しい。道路の路床盛土に第3種及び第4種建設発生土を用いる場合は,締め固めを行っても強度が不足するおそれがあるので,一般的にセメントや石灰などによる安定処理が行われます。

【No.95】

軟弱地盤対策工法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
(1)サンドドレーン工法は,地盤内に鋼管を貫人して管内に砂などを投入し,振動により締め固めた砂杭を地中に造成することにより,支持力の増加や液状化の防止をはかるものである。
(2)深層混合処理工法は,軟弱上と固化材を原位置で撹拌混合することにより,地中に強固な柱体状などの安定処理上を形成し,すべり抵抗の増加や沈下の低減をはかるものである。
(3)表層混合処理工法は,表層部分の軟弱なシルト・粘土と固化材とを撹拌混合することにより改良し,地盤の安定やトラフィカビリティーの改善をはかるものである。
(4)ディープウェル工法は,地盤中の地下水位を低下させることにより,それまで受けていた浮力に相当する荷重を下層の軟弱層に載荷して,圧密の促進や地盤の強度増加をはかるものである。
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正解は(1)

【解説】
(1)×誤り。サンドドレーン工法は,粘性土地盤に砂柱を構築し,地盤中の水分を排出し,圧密を促進させる工法です。選択肢の記述内容はサンドコンパクションパイル工法です。
(2)〇正しい。深層混合処理工法には攪拌翼式と噴射式があります。
(3)〇正しい。表層混合処理工法は,地表に固化材を散布してバックホウや履帯式スタビライザー施工機で表層部分を撹拌混合することにより改良を行います。
(4)〇正しい。ディープウェル工法は,地盤中の地下水位を低下させることにより,それまで受けていた浮力に相当する荷重を下層の軟弱層に載荷して,圧密の促進や地盤の強度増加をはかるものです。
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