WES試験対策(1級) 問題と解説 No.146~150
このページの問題を一問一答形式の動画としてまとめました。復習用にご活用ください。通勤中や運動中に最適です。

【No 581~600】WES溶接管理技術者試験対策
WES溶接管理技術者試験勉強のための一問一答形式の音声教材です。初学者である自分向けに、音声には基本的な用語の説明も含めています。運動中や通勤中に聞き流しながら...
【No.146】 溶接部の非破壊検査
溶接部の非破壊検査に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)外観検査(目視検査)の対象として、余盛高さが挙げられる。
(2)外観検査(目視検査)の対象として、溶接熱影響部の硬さが挙げられる。
(3)外観検査(目視検査)の対象として、母材のラミネーションの広がりが挙げられる。
(4)外観検査(目視検査)の対象として、パス間の融合不良が挙げられる。
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誤っている選択肢は (2)、(3)、(4)
【解説】
(1)正しい。余盛は高さは、外観検査の対象となります。
(2)誤り。溶接熱影響部の硬さは、目視では評価できません。
(3)誤り。ラミネーションは、鋼材の圧延方向に沿って内部に形成される欠陥で、
外観からは見えません。
外観からは見えません。
(4)誤り。溶接金属内部でパス同士が適切に溶け合っていない状態であり、外観からは見えません。
【No.147】 溶接部の非破壊検査
溶接部の非破壊検査に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)放射線透過試験で透過写真を撮影するときに用いることのできる放射線として、α線が挙げられる。
(2)放射線透過試験で透過写真を撮影するときに用いることのできる放射線として、β線が挙げられる。
(3)放射線透過試験で透過写真を撮影するときに用いることのできる放射線として、γ線が挙げられる。
(4)放射線透過試験で透過写真を撮影するときに用いることのできる放射線として、X線が挙げられる。
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誤っている選択肢は (1)、(2)
【解説】
(1)誤り。放射線透過試験で透過写真を撮影する際に、α線は使用できません。α線は物質透過力が極めて弱く、フィルムや検出器に到達できないためです。
(2)誤り。放射線透過試験で透過写真を撮影する際に、β線は使用できません。β線は物質透過力が弱く、金属を透過できないためです。
(3)正しい。放射線透過試験で透過写真を撮影するときに用いることのできる放射線として、γ線が挙げられます。
(4)正しい。放射線透過試験で透過写真を撮影するときに用いることのできる放射線として、X線が挙げられます。
【No.148】 溶接部の非破壊検査
溶接部の非破壊検査に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)JIS Z 3104 鋼溶接継手の放射線透過試験方法で、透過写真の必要条件として、透過写真の濃度範囲が要求される。
(2)JIS Z 3104 鋼溶接継手の放射線透過試験方法で、透過写真の必要条件として、放射線のエネルギーが要求される。
(3)JIS Z 3104 鋼溶接継手の放射線透過試験方法で、透過写真の必要条件として、透過度計の識別最小線径が要求される。
(4)JIS Z 3104 鋼溶接継手の放射線透過試験方法で、透過写真の必要条件として、フィルム感度が要求される。
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誤っている選択肢は (2)、(4)
【解説】
(1)正しい。透過写真の濃度は、試験部のきずの像以外の部分の写真濃度が、規定の範囲を満足しなければならないとされています。
(2)誤り。JIS Z 3104「鋼溶接継手の放射線透過試験方法」では、透過写真の必要条件として “放射線のエネルギー(線質)そのものを要求する規定はありません。
(3)正しい。JIS Z 3104 では、透過写真の必要条件として “透過度計の識別最小線径” が要求されます。これは透過写真の品質を保証するための最重要項目の一つで、像質区分(A級・B級・P級など)ごとに、識別すべき最小線径(ワイヤ径)が規定されているためです。
(4)誤り。JIS Z 3104 において、透過写真の「必要条件」として “フィルム感度” が要求されることはありません。フィルム感度は撮影条件の選定要素であり、透過写真の必要条件には分類されません。
【No.149】 溶接部の非破壊検査
溶接部の非破壊検査に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)超音波斜角探傷試験において、きずエコーの深さ方向の位置を求めるために、エコー高さを用いる。
(2)超音波斜角探傷試験において、きずエコーの深さ方向の位置を求めるために、ビーム路程を用いる。
(3)超音波斜角探傷試験において、きずエコーの深さ方向の位置を求めるために、探触子の屈折角を用いる。
(4)超音波斜角探傷試験において、きずエコーの深さ方向の位置を求めるために、探触子の周波数を用いる。
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誤っている選択肢は (1)、(4)
【解説】
(1)誤り。エコー高さ(エコー振幅)は、きずの大きさ・反射強さ・方向性などに関係する量であり、きずの位置(深さ)とは無関係です。
(2)正しい。斜角探傷の基本原理で、深さはエコー高さではなく、音路長と探触子の斜角から幾何学的に求めるものです。
(3)正しい。深さを求める計算は、ビーム路程(音路長)と探触子の屈折角の組み合わせで成り立つため、屈折角は欠かせない要素です。
(4)誤り。周波数は主に次の用途で使われます。きずの検出感度の調整、分解能の確保(高周波ほど細かい欠陥に敏感)、減衰の影響(低周波ほど深部まで届く)、材料や厚さに応じた探触子選定
【No.150】 溶接部の非破壊検査
溶接部の非破壊検査に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)JIS Z 3060 鋼溶接部の超音波探傷試験方法により、きずの分類を行う場合に、きずの種類を考慮する。
(2)JIS Z 3060 鋼溶接部の超音波探傷試験方法により、きずの分類を行う場合に、傷の深さ位置を考慮する。
(3)JIS Z 3060 鋼溶接部の超音波探傷試験方法により、きずの分類を行う場合に、きずエコー高さの領域を考慮する。
(4)JIS Z 3060 鋼溶接部の超音波探傷試験方法により、きずの分類を行う場合に、きずの指示長さを考慮する。
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誤っている選択肢は (1)、(2)
【解説】
(1)誤り。試験結果の分類は、きずエコー高さの領域ときずの指示長さに応じておこないます。
(2)誤り。試験結果の分類は、きずエコー高さの領域ときずの指示長さに応じておこないます。
(3)正しい。試験結果の分類は、きずエコー高さの領域ときずの指示長さに応じておこないます。
(4)正しい。試験結果の分類は、きずエコー高さの領域ときずの指示長さに応じておこないます。