WES試験対策(1級) 問題と解説 No.151~155

WES(溶接)

WES試験対策(1級) 問題と解説 No.151~155

 このページの問題を一問一答形式の動画としてまとめました。復習用にご活用ください。通勤中や運動中に最適です。
【No 601~620】WES溶接管理技術者試験対策
WES溶接管理技術者試験勉強のための一問一答形式の音声教材です。初学者である自分向けに、音声には基本的な用語の説明も含めています。運動中や通勤中に聞き流しながら...

【No.151】 溶接作業の安全衛生

溶接作業の安全衛生に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)炭酸レーザが引き起こす眼の障害として、網膜障害が挙げられる。
(2)炭酸レーザが引き起こす眼の障害として、緑内障が挙げられる。
(3)炭酸レーザが引き起こす眼の障害として、白内障が挙げられる。
(4)炭酸レーザが引き起こす眼の障害として、角膜炎が挙げられる。
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誤っている選択肢は (1)、(2)

【解説】
(1)誤り。溶接アークは,目に見える光である可視光と,目に見えない光である紫外放射(紫外線)と赤外放射(赤外線)を発生しますが、眼内の網膜への障害は引き起こしません。なお、可視光が網膜障害を引き起こすことが知られています。
(2)誤り。溶接アークは,目に見える光である可視光と,目に見えない光である紫外放射(紫外線)と赤外放射(赤外線)を発生しますが、眼圧上昇や視神経障害である緑内障を引き起こすことは考えにくいです。
(3)正しい。溶接アークの紫外放射によって引き起こされる可能性のある障害として,白内障が挙げられます。
(4)正しい。溶接アークの紫外放射によって引き起こされる可能性のある障害として,角膜炎が挙げられます。

【No.152】 溶接作業の安全衛生

溶接作業の安全衛生に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)溶接機の無負荷電圧が高いと、感電の危険性が高い。
(2)溶接ケーブルが太いと、感電の危険性が高い。
(3)溶接ケーブルが長いと、感電の危険性が高い。
(4)溶接ワイヤ送給速度が大きいと、感電の危険性が高い。
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誤っている選択肢は (2)、(3)、(4)

【解説】
(1)正しい。無負荷電圧とは溶接機がアークを発生していない状態での電極間電圧のことです。電圧が高いほど電流が流れやすく、50 Vを超えると感電リスクが急激に上昇します。
(2)誤り。溶接ケーブルが太いこと自体は、感電の危険性を高めません。むしろ、太いケーブルは電圧降下が少なく、発熱も抑えられるため、安全性はむしろ高い側に寄ります。
(3)誤り。ケーブル長と感電リスクの直接的な関係はありません。
(4)誤り。溶接ワイヤの送給速度と感電リスクに直接的な関係はありません。

【No.153】 溶接作業の安全衛生

溶接作業の安全衛生に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)溶接用保護面で防止できる障害として、電気性眼炎が挙げられる。
(2)溶接用保護面で防止できる障害として、感電が挙げられる。
(3)溶接用保護面で防止できる障害として、金属熱が挙げられる。
(4)溶接用保護面で防止できる障害として、じん肺が挙げられる。
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誤っている選択肢は (2)、(3)、(4)

【解説】
(1)正しい。電気性眼炎とはアーク光に含まれる 強烈な紫外線によって角膜上皮が損傷し、数時間後に激しい痛み・流涙・異物感が出る障害です。つまり、原因は 紫外線の暴露です。溶接用保護面で、電気性眼炎の原因となる紫外線を遮断できます。
(2)誤り。溶接用保護面では、感電は防げません。
(3)誤り。金属熱とは、金属ヒュームを吸い込むことで起こるインフルエンザに似た症状が数時間後に現れる急性の全身症状です。
(4)誤り。じん肺とは、ヒューム等や金属粉などの微細な粉じんを長期間吸い込むことで、肺が線維化して硬くなり、弾力性を失う病気です。溶接用保護面では、じん肺は防げません。

【No.154】 溶接作業の安全衛生

溶接作業の安全衛生に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)型式検定が必要なものとして、溶接用保護面が挙げられる。
(2)型式検定が必要なものとして、防じんマスクが挙げられる。
(3)型式検定が必要なものとして、絶縁型溶接棒ホルダが挙げられる。
(4)型式検定が必要なものとして、電撃防止装置が挙げられる。
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誤っている選択肢は (1)、(3)

【解説】
(1)誤り。労働安全衛生法で型式検定が必要なのは、「保護具の中でも、命に直結する重大リスクを防ぐため、性能が国家基準で保証されるべきもの」に限られています。溶接用保護面は、対象外です。
(2)正しい。型式検定が必要なものとして、防じんマスクが挙げられます。
(3)誤り。絶縁型溶接棒ホルダは、対象外です。
(4)正しい。型式検定が必要なものとして、電撃防止装置が挙げられます。

【No.155】 溶接作業の安全衛生

溶接作業の安全衛生に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)粉じん障害防止規則で義務付けられているものとして、定期的な健康診断が挙げられる。
(2)粉じん障害防止規則で義務付けられているものとして、全体換気装置の設置が挙げられる。
(3)粉じん障害防止規則で義務付けられているものとして、休憩設備の設置が挙げられる。
(4)粉じん障害防止規則で義務付けられているものとして、洗浄設備の設置が挙げられる。
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誤っている選択肢は (1)、(4)

【解説】
(1)誤り。溶接作業における、じん肺健康診断の実施は義務付けられていません。
(2)正しい。粉じん障害防止規則で義務付けられているものとして、全体換気装置の設置が挙げられます。
(3)正しい。粉じん障害防止規則で義務付けられているものとして、休憩設備の設置が挙げられます。
(4)誤り。洗浄設備の設置は義務付けられていません。
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