WES試験対策(1級) 問題と解説 No.196~200

WES(溶接)

WES試験対策(1級) 問題と解説 No.196~200

 このページの問題を一問一答形式の動画としてまとめました。復習用にご活用ください。通勤中や運動中に最適です。

【No.196】 マグ溶接作業における安全衛生

マグ溶接作業における安全衛生に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)マグ溶接作業における、溶接作業者の火傷防止に適しているものとして、呼吸用保護具が挙げられる。
(2)マグ溶接作業における、溶接作業者の火傷防止に適しているものとして、かわ製保護手袋が挙げられる。
(3)マグ溶接作業における、溶接作業者の火傷防止に適しているものとして、溶接棒ホルダが挙げられる。
(4)マグ溶接作業における、溶接作業者の火傷防止に適しているものとして、頭部保護帽が挙げられる。
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誤っている選択肢は (1)、(3)

【解説】
(1)誤り。呼吸用保護具は溶接ヒュームの吸引を防止するものであり、火傷防止には有効ではありません。
(2)正しい。かわ製保護手袋はスパッタなどを防ぐことができ、火傷防止に有効です。
(3)誤り。溶接棒ホルダは、アーク溶接(手溶接)において溶接棒を保持して溶接電流を通電するための道具です。
(4)正しい。頭部保護帽はスパッタなどを防ぐことができ、火傷防止に有効です。

【No.197】 マグ溶接作業における安全衛生

マグ溶接作業における安全衛生に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)マグ溶接作業における、酸素欠乏症の防止に適しているものとして、防じんマスクが挙げられる。
(2)マグ溶接作業における、酸素欠乏症の防止に適しているものとして、ヒューム吸引トーチが挙げられる。
(3)マグ溶接作業における、酸素欠乏症の防止に適しているものとして、電動ファン付き呼吸用保護具が挙げられる。
(4)マグ溶接作業における、酸素欠乏症の防止に適しているものとして、通気マスクが挙げられる。
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誤っている選択肢は (1)、(2)、(3)

【解説】
(1)誤り。防じんマスクは、溶接ヒュームなどの粉じんの吸引を防止するものであり、酸素欠乏症の防止には有効ではありません。
(2)誤り。ヒューム吸引トーチとは、アーク溶接時に発生する有害な溶接ヒューム(金属の微粒子)を、発生源であるトーチの先端から直接吸引・回収するための特殊な溶接トーチです。これにより、ヒュームが作業環境に広がるのを防ぎますが、酸素欠乏症の防止には適しません。
(3)誤り。電動ファン付き呼吸用保護具は、電動ファンでろ過した清浄な空気を面体やフード内に送り込み、有害物質(粉じん・ガス)から着用者を保護する呼吸用保護具です。酸素欠乏症の防止には適しません。
(4)正しい。通気マスク(送気マスク)とは、酸素が不足している場所や有害物質がある環境で、作業現場とは別の場所から清浄な空気をホースで供給する呼吸用保護具です。

【No.198】 マグ溶接作業における安全衛生

マグ溶接作業における安全衛生に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)マグ溶接作業において、皮膚に障害を起こす有害因子として、溶接ヒュームが挙げられる。
(2)マグ溶接作業において、皮膚に障害を起こす有害因子として、アーク光が挙げられる。
(3)マグ溶接作業において、皮膚に障害を起こす有害因子として、スパッタが挙げられる。
(4)マグ溶接作業において、皮膚に障害を起こす有害因子として、アルゴンが挙げられる。
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誤っている選択肢は (1)、(4)

【解説】
(1)誤り。溶接ヒュームを吸入すると、じん肺、肺がん、神経障害(パーキンソン病様症状など)、金属ヒューム熱、呼吸器・中枢神経系への影響、目や皮膚の炎症などの健康障害を引き起こす可能性があり、特にマンガンによる神経障害リスクが注目され、2021年4月から特定化学物質として規制が強化され、健康診断や作業環境管理が義務化されました。
(2)正しい。溶接アークの紫外放射が,実際に角結膜炎(紫外眼炎)と皮膚炎を引き起こし、また、可視光が、青光障害と呼ばれる網膜障害を引き起こすことが知られています。
(3)正しい。スパッタは主に火傷や眼の損傷といった物理的な健康被害を引き起こします。
(4)誤り。アルゴンガス自体には毒性はなく、人体に直接影響はありません。しかし、高濃度になると酸欠(酸素欠乏症)を引き起こすため、これが最大の健康障害となります。

【No.199】 マグ溶接作業における安全衛生

マグ溶接作業における安全衛生に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)マグ溶接作業において、溶接ヒュームへの暴露防止に有効なものとして、全体換気装置が挙げられる。
(2)マグ溶接作業において、溶接ヒュームへの暴露防止に有効なものとして、かわ製保護手袋が挙げられる。
(3)マグ溶接作業において、溶接ヒュームへの暴露防止に有効なものとして、局所排気装置が挙げられる。
(4)マグ溶接作業において、溶接ヒュームへの暴露防止に有効なものとして、保護メガネが挙げられる。
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誤っている選択肢は (2)、(4)

【解説】
(1)正しい。全体換気装置とは、給気口から新鮮な空気を取り込み、室内の汚染された空気と混ぜ合わせて希釈し、換気扇などで室外へ排出することで、部屋全体の有害物質濃度を下げる換気システムです。
(2)誤り。かわ製保護手袋は、スパッタによる火傷防止などに有効ですが、溶接ヒュームへの暴露防止には有効ではありません。
(3)正しい。局所排気装置とは、工場や実験室などで発生する粉じん・ガス・有機溶剤などの有害物質が作業場全体に広がる前に、発生源の近くで集めて清浄化し、屋外へ排出する換気装置です。
(4)誤り。保護メガネとは、作業中に発生する飛来物(金属片、木屑など)、粉じん、薬品の飛沫、熱、有害な光(紫外線、レーザー光など)から目を守るための特殊なメガネです。

【No.200】 マグ溶接作業における安全衛生

マグ溶接作業における安全衛生に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)マグ溶接作業において、熱中症の危険信号として、目が痛くてまぶしいことが挙げられる。
(2)マグ溶接作業において、熱中症の危険信号として、高い体温が挙げられる。
(3)マグ溶接作業において、熱中症の危険信号として、咳や息切れが挙げられる。
(4)マグ溶接作業において、熱中症の危険信号として、ズキンズキンとする頭痛が挙げられる。
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誤っている選択肢は (1)、(3)

【解説】
(1)誤り。目が痛くてまぶしいことは、熱中症の危険信号としては挙げられません。「目が痛くてまぶしい」という症状は、紫外線による目の炎症による危険信号として挙げられます。
(2)正しい。高い体温は、熱中症の危険信号です。
(3)誤り。咳や息切れは、熱中症の主要な危険信号(兆候)としては通常挙げられません
(4)正しい。マグ溶接作業において、熱中症の危険信号として、ズキンズキンとする頭痛が挙げられます。
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