WES試験対策(1級) 問題と解説 No.226~230

WES(溶接)

WES試験対策(1級) 問題と解説 No.226~230

 このページの問題を一問一答形式の動画としてまとめました。復習用にご活用ください。通勤中や運動中に最適です。

【No.226】 溶接管理

溶接管理に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)品質マネジメントシステム要求事項(JIS Q 9001)で、規定されている項目として、品質方針が挙げられる。
(2)品質マネジメントシステム要求事項(JIS Q 9001)で、規定されている項目として、作業の安全・衛生が挙げられる。
(3)品質マネジメントシステム要求事項(JIS Q 9001)で、規定されている項目として、溶接材料の適合性が挙げられる。
(4)品質マネジメントシステム要求事項(JIS Q 9001)で、規定されている項目として、溶接施工要領書が挙げられる。
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誤っている選択肢は (2)、(3)、(4)

【解説】
(1)正しい。JIS Q 9001は組織の品質マネジメントの仕組みを定める規格であり、トップマネジメントが品質方針を策定し周知することが求められています。品質方針はQMSの出発点となるため重要であり、この点を押さえておくと理解しやすいです。
(2)誤り。JIS Q 9001は品質に関する要求事項を扱う規格であり、安全衛生はISO 45001の領域になります。品質と安全衛生は別体系であるため混同しないことが大切で、この違いを覚えておくと判断がしやすくなります。
(3)誤り。JIS Q 9001は特定の技術分野に踏み込まない規格であり、溶接材料のような個別技術項目は扱いません。9001は“技術個別に触れない”という特徴を意識しておくと理解が深まります。
(4)誤り。溶接施工要領書(WPS)は溶接固有の文書であり、JIS Q 9001の要求事項には含まれません。WPSは溶接規格で扱うものと整理しておくと迷いません。

【No.227】 溶接管理

溶接管理に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)溶接の品質要求事項(JIS Z 3400)で、規定されている項目として、トレーサビリティが挙げられる。
(2)溶接の品質要求事項(JIS Z 3400)で、規定されている項目として、設計コンセプトが挙げられる。
(3)溶接の品質要求事項(JIS Z 3400)で、規定されている項目として、溶接施工要領書が挙げられる。
(4)溶接の品質要求事項(JIS Z 3400)で、規定されている項目として、工程作成ソフトウェア導入が挙げられる。
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誤っている選択肢は (2)、(4)

【解説】
(1)正しい。JIS Z 3400は溶接品質を確保するための要求事項を定めており、材料・溶接者・溶接部の識別などトレーサビリティの確保が含まれます。品質確保には追跡可能性が不可欠である点を意識すると覚えやすいです。
(2)誤り。JIS Z 3400は施工段階の品質要求を扱う規格であり、設計思想は対象外です。Z3400は“施工品質”に焦点を当てる規格と覚えておくと整理しやすいです。
(3)正しい。JIS Z 3400では溶接施工要領書(WPS)の作成・承認・遵守が求められており、溶接品質の中心となる文書です。WPSはZ3400の柱と意識しておくと理解が進みます。
(4)誤り。JIS Z 3400は管理すべき事項を定める規格であり、ソフトウェア導入といった手段までは要求しません。規格は目的を示し手段は自由という考え方を覚えておくと判断が容易です。

【No.228】 溶接管理

溶接管理に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)溶接管理-任務及び責任(JIS Z 3410)で、規定されている項目として、継続的改善が挙げられる。
(2)溶接管理-任務及び責任(JIS Z 3410)で、規定されている項目として、設備投資計画が挙げられる。
(3)溶接管理-任務及び責任(JIS Z 3410)で、規定されている項目として、生産計画が挙げられる。
(4)溶接管理-任務及び責任(JIS Z 3410)で、規定されている項目として、溶接後熱処理が挙げられる。
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誤っている選択肢は (1)、(2)

【解説】
(1)誤り。JIS Z 3410は溶接管理者の任務を列挙する規格であり、QMSのような継続的改善(PDCA)は要求していません。改善は9001、任務は3410と区別しておくと理解が明確になります。
(2)誤り。設備投資計画は経営管理の領域であり、溶接管理者の任務としては扱われません。3410は現場管理、投資は経営と整理しておくと判断がしやすいです。
(3)正しい。JIS Z 3410では溶接管理者が生産計画に関与し、溶接工程が計画通り進むよう管理することが求められています。生産計画は現場の流れを整える役割と理解すると覚えやすいです。
(4)正しい。溶接後熱処理(PWHT)は品質に大きく影響するため、管理者の重要な任務として扱われます。PWHTは品質確保の要と意識しておくと理解が深まります。

【No.229】 溶接管理

溶接管理に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)溶接管理-任務及び責任(JIS Z 3410)で、溶接前の点検、試験および検査に該当する項目として、継手の準備状況の確認が挙げられる。
(2)溶接管理-任務及び責任(JIS Z 3410)で、溶接前の点検、試験および検査に該当する項目として、タック溶接の確認が挙げられる。
(3)溶接管理-任務及び責任(JIS Z 3410)で、溶接前の点検、試験および検査に該当する項目として、裏ハツリが挙げられる。
(4)溶接管理-任務及び責任(JIS Z 3410)で、溶接前の点検、試験および検査に該当する項目として、非破壊検査の適用が挙げられる。
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誤っている選択肢は (3)、(4)

【解説】
(1)正しい。開先形状・清浄度・組立精度など、溶接前の準備確認はZ3410で明確に求められています。溶接前は準備の確認という流れで覚えると整理しやすいです。
(2)正しい。タック溶接の品質や位置は本溶接の品質に影響するため、溶接前の点検項目として扱われます。タックは本番前の下地と意識すると覚えやすいです。
(3)誤り。裏ハツリは溶接中または溶接後に行う作業であり、溶接前の点検項目ではありません。裏ハツリは途中工程と整理しておくと混同しません。
(4)誤り。非破壊検査(RT・UTなど)は溶接後に行う検査であり、溶接前の点検には含まれません。NDTは結果の確認と覚えておくと判断が容易です。

【No.230】 溶接管理

溶接管理に関する問題で、誤っているものはどれか。
(1)溶接管理-任務及び責任(JIS Z 3410)で、溶接中の点検、試験および検査に該当する項目として、溶接材料の識別が挙げられる。
(2)溶接管理-任務及び責任(JIS Z 3410)で、溶接中の点検、試験および検査に該当する項目として、溶接・パス間温度の確認が挙げられる。
(3)溶接管理-任務及び責任(JIS Z 3410)で、溶接中の点検、試験および検査に該当する項目として、溶接順序の確認が挙げられる。
(4)溶接管理-任務及び責任(JIS Z 3410)で、溶接中の点検、試験および検査に該当する項目として、溶接技能者の適格性証明書の有効性確認が挙げられる。
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誤っている選択肢は (1)、(4)

【解説】
(1)誤り。溶接材料の識別は溶接前に確認すべき内容であり、溶接中の点検項目ではありません。材料確認は使う前と意識すると覚えやすいです。
(2)正しい。予熱温度やパス間温度は溶接品質に直結するため、溶接中の重要な管理項目です。温度管理は溶接中の命綱と意識すると理解が深まります。
(3)正しい。溶接順序は変形や残留応力に影響するため、溶接中に確認すべき重要項目です。順序は変形対策と覚えておくと判断がしやすいです。
(4)誤り。技能者資格の確認は溶接前に行うべき内容であり、溶接中に確認する項目ではありません。資格確認は作業前と整理しておくと混乱しません。
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