【過去問あり】CFT施工管理技術者試験の再現問題および解説と感想

CFT施工管理技術者試験の概要

「CFT施工管理技術者」資格試験は、一般社団法人「新都市ハウジング協会」が行っている認定試験です。過去問題が市販されておらず、協会のHPでも公開されていません。

試験地:東京
受験資格:実務経験3年以上かつ以下の資格を有するもの
一級建築士、一級施工管理技士、コンクリート主任技士・コンクリート技士
受験料:一般:30,000円(会員:25,000円)※試験の申込みをすると受験票とテキストが2冊送られてきます。

試験問題は、テキストの中の「施工」の章から出題されます。ボリュームとしては60ページ程度なので、出題範囲としてはそれほど広くはありません。

ただし、テキスト以外の範囲から、鋼材やコンクリート材料・構造の一般的な知識を問う問題も出題されます。

合格率は概ね65~70%と難関資格ではないと判断されますが、受験資格として、一級建築士、一級施工管理技士、コンクリート主任技士・コンクリート技士いずれかの資格を保有している必要があることから、受験者のレベルは一定以上であると考えられます。その中での合格率と考えると、確実に試験に受かるためには、対策が必要です。

筆者の知り合いで、一級建築士コンクリート主任技士の資格を保有しながらも、受験対策を取らずに受験したため不合格となってしまった方がいます。(2度目はしっかりと対策を取り合格)

問題用紙は試験終了後、回収されます。出題方法や回答方法など、実際に試験を受けなければわからないため、非常に対策が取りにくい試験です。

一方、受験料が3万円と高額であること、受験地が東京のみであること、合格率が高いことを考えると、確実に試験に合格したいのではないでしょうか。

しっかりと対策をとって合格!

筆者は必ず合格したいため、数人の資格保有者へヒアリングを行い、試験の傾向を調査しました。その結果、計算問題記述問題の対策が肝心であることが分かりました。

対策の結果、2023年の試験に無事合格しました!

下の画像が合格通知書です。(個人情報は白抜きとさせていただいております。)

再現問題

筆者と同じように、確実に合格したいと考える方がいると思います。そこで、事前調査で得た情報と実際に受験した経験から再現問題を作成し、情報を提供しようと考えました。

受験年は2023年です。出題方法や回答用紙(回答方法)も可能な限り再現しました。本試験と近い形となっています。

CFT管理技術者試験独特の回答方法もあります。(例:正しければ〇、誤っていれば正しい語句を答える等)

以下に問題の一部をご紹介します。

【択一問題の例】

コンクリートの一般的な性質に関して、次の中から不適当なものを選択してください。
(1)粉体量の多いコンクリートほど、材料分離しにくい。
(2)材料分離しやすいコンクリートほど、ブリーディング量が多い。
(3)同一水セメント比の場合、粗骨材に砕石を用いたコンクリートの方が、天然の砂利を用いたコンクリートよりも圧縮強度は低くなる。

【記述問題の例】

技術ランクに関する下記設問について答えを記述してください。
(1)あなたが所属している会社は技術ランクを保有していますか。
(2)技術ランクの区分を記入してください。

再現問題の販売

上記の問題例以外には、CFTの施工フローに関する問題、コンクリートの圧送量に関する計算問題コンクリートの配合に関する計算問題など、事前に対策しておかないと回答が難しい問題もあります。
再現問題では、各種計算問題も再現しています。また解説付きなので、はじめて受験される方にも有益な情報と思います。作成には、それなりの時間と労力がかかっておりますので、有料とさせていただきました。
「確実に合格したい。」「万が一不合格になった場合は受験料3万円が余分にかかるため、この金額なら保険として妥当だ。」と思っていただける方にはぜひ購入いただきたいと思います。
※あくまでも筆者の再現なので、必ずしも本試験の内容を保証するものではないことをご理解いただける方に購入いただけると嬉しいです。
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