持ち腹産卵について

こんにちは。クルビライフです。

 

今日はタイトルの通り、持ち腹産卵について、特にワイルドのメスの持ち腹産卵についてわかったことを書いていきたいと思います。

 

僕のプロフィール画像に使っているクルビはワイルドのメスからの持ち腹産卵で得られたシッキム州ガントクのF1個体です。

種親となったワイルドのメスは、購入した年はもしかしたら新成虫だったのか、状態がよかったので30頭ほど幼虫が得られました。

 

シーズンオフとなり、産卵セットは崩し、その年は冬眠させずに22℃くらいで管理しました。

そして翌年の夏にまた産卵セットを組んだのですが、残念ながら1頭しか採れませんでした。卵室は作っていましたので種切れだと推測できました。

 

そのほかの例だと、昨年入荷のチベットクルビのワイルドのメスを今年の夏に買って産卵セットを組んだ時も、卵室は作ってあるのですが幼虫は一頭もいませんでした。

これも種切れだと思います。

 

両方のメスに共通するのは

①入荷後20℃以上の環境で一年経っている。

②産卵行動はとるが卵がないor腐っている。

 

今回の件で冬眠させないことで寿命の消耗、種の消耗が進むことが分かりました。

今後複数シーズン持ち腹産卵させたい場合は冬眠させようと思います。

冬眠は時間を止める魔法のシステムだと気づかされた一件でした。

 

今回の件についての本音を言うと

何万も出したチベットクルビの幼虫が一頭も取れなくて悔しいー!!

です。笑

 

これからはクルビは必ず冬眠させます。

皆さんもぜひクルビは冬眠を!

 

 

クルビライフ

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