建築士 なぜ矩形断面のせん断変形の【形状係数κが1.2】なのか RC部材の構造解析を行う際、多くの場合は、せん断変形を考慮せずに行いますが、FEM解析等で詳細検討する際やせん断変形が無視できない場合には、【形状係数κ】を用います。 構造解析ソフトやRC規準を参照しても、矩形断面の形状係数が1.2(... 2020.09.30 2021.10.01 建築士
建築士 【RC梁部材の曲げ復元力特性】初期剛性~ひび割れ剛性~降伏後の剛性 建築物が地震による水平力を受ける場合、下図のような曲げ応力が生じることを仮定して、構造計算が行われます。 今回の記事では、この時の梁部材に着目し、どのようなモデル化がなされているかを見ていきます。 梁部材のモデル化 重さを... 2020.09.28 2021.01.17 建築士
建築士 【せん断剛性G】フックの法則による導出方法 構造分野では、せん断剛性Gは以下とされています。ちなみにGはドイツ語の「Gleitmodul」(=すべり係数)からという説が有力です。(真偽は分かりませんがラーメン構造の「Rahmen」(=額縁)もドイツ語ですね。) $$G=\fra... 2020.09.09 2022.03.17 建築士
建築士 【曲率】図から分かる導出方法 曲率\(\frac{1}{\rho}=\frac{d^2y}{dx^2}\)という式について少し掘り下げてみようと思います。 まず、梁材がたわんだ時の微小区間の変形について図で確認していきます。 単純梁に荷重を与えると、梁がたわみま... 2020.06.26 2021.01.15 建築士
建築士 【曲げモーメントによるひずみエネルギー】 部材各部の曲げモーメントの大きさ\(M_x\)から、部材に蓄えられるひずみエネルギーUは次式で求められます。 $$U=\int_{0}^{L}\frac{M_x^2}{2EI}dx$$ L:部材長 E:ヤング係数 I:中立軸に関する... 2020.06.12 2021.01.15 建築士
建築士 【たわみ角比較】先端集中荷重と等分布荷重 カステリアーノの定理を用いて、先端集中荷重と、分布荷重による、片持ち梁の部材先端の、たわみ角θの違いをみていきます。 少しだけカステリアーノの定理について カステリアーノの定理は、構造物のエネルギーに着目して、構造物の応力および変形を求... 2020.06.08 2021.01.15 建築士
建築士 【地盤周期の求め方】比較してみました 国交省告示第1793号では、地盤周期に応じて地盤種別を判定する方法が書かれています。 このページでは、簡易計算で地盤周期を求める2つの方法を、計算例で比較していきます 『2015年版建築物の構造関係技術基準解説書』に書かれて... 2020.06.05 2021.01.15 建築士