【建設分野キーワード】建設産業、社会インフラ(技術士試験学習8)

技術士二次試験勉強メモ(建設産業、社会インフラについて)

建設産業の担い手確保に関して

<課題>
①3K(きつい、汚い、危険)のイメージがある
②先端技術導入の遅れ
③少子高齢化の影響
④繁忙期と閑散期の業務量の差が大きい
⑤休日が少ない
⑥低賃金
⑦労働環境が良くない
⑧技術伝承、教育方法の世代間のずれ
⑨女性が働きにくい

<解決策>
①ICT機器の活用
②AI・ビッグデータの活用による技術伝承
③外交人労働者の受け入れ
④労務の平準化(労務管理のデジタル化)
⑤ロボット、自動化施工の開発
⑥新技術・新工法による生産性向上
⑦遠隔操作建機の導入
⑧技術教育能力の評価
⑨労働環境の改善

<波及効果>
・建設業界の活性化
・建設業界の持続的な発展
・海外への技術輸出
・やりがいの創出
・他分野への技術応用
・新たな産業分野の創出

<解決策の留意点>
①ICT機器に関する知識、操作技能の習得
②データ処理の前提、限界の理解
③言葉、慣習のズレ
④継続的な工事の発注
⑤事故の危険性
⑥実績をもとにした判断ができない
⑦操作機械の故障
⑧評価方法の制定
⑨コストアップ

社会インフラのメンテナンスに関して

<課題>
①維持・管理・修繕・更新費用
②事後保全方式(壊れてから直す)
③高度経済成長期の集中整備
④更新時期の重なり
⑤建設当時と現在の要求性能の違い
⑥熟練技術者の技術伝承
⑦自治体の財源不足
⑧災害の激甚化
⑨保全に伴う環境破壊

<解決策>
①ライフサイクルコストの縮減
②予防保全方式
③選択と集中
④適切な診断と保全順番の決定
⑤インフラの適切な性能評価と改良方法
⑥AI・ビックデータの活用
⑦選択と集中、規模の縮減
⑧ハザードマップの活用
⑨新技術の活用

<解決策の留意点>
①予算不足による選択肢の減少
②定期的な診断
③安全性・利便性の確保
④診断技術者の人材不足
⑤人材・体制・予算不足
⑥コストアップ
⑦安全性・利便性の確保
⑧避難経路・場所の確保、周知、被災後の計画
⑨新技術の習得

<必要な要件>
①社会保障費や他の財源とのバランス調整
②ICT、ドローンの活用
③コンパクトシティ化など都市計画も視野に入れた計画
④ロボット、AIの活用
⑤インフラ点検、評価の自動化、センサー設置
⑥データの共有によるコスト分散
⑦ETC2.0(交通・災害・気象データ)プラットフォーム活用
⑧シュミレーションによる最適化
⑨教育制度、資格制度の充実

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