【コンクリート診断士記述式問題B対策】キーワード①劣化の種類・特徴と原因

診断士

<ひび割れの発生原因>

・温度変化に起因する体積変化:パラペット、庇など
・型枠脱型時の応力集中:庇の先端など
・うち重ね時間が長くなったことによるコールドジョイント:壁に横方向
・乾燥収縮による応力集中:開口部入隅
・セパレータ下の沈降ひび割れ:点状のひび
・コンクリートの単位水量が多いことの乾燥収縮:夏期打設、硬質砂岩砕石骨材
・季節変動による温度変化を起因とする収縮ひび割れ:夏期打設
・日射による温度変化を起因とする収縮ひび割れ:屋上パラペット、屋上外断熱、最上階の変形によるハの字ひび割れ
・柱梁に拘束+乾燥収縮によるひび割れ:壁に縦方向
・コールドジョイント:柱、梁に水平方向
・帯筋の腐食によるひび割れ:柱水平方向に複数規則的なひび割れ
・アルミ(比熱が小さく、日射により容易に膨張する)手摺の温度膨張によるひび割れ:手摺支柱足元の破壊
・煙突高温部の温度膨張によるひび割れ:主筋方向に沿ったひび割れ
・排気ガス(SOx+H2O→硫酸、CO2)による中性化によるひび割れ:pHの低下→主筋の腐食膨張→煙突内側(主筋側)の劣化
・海成粘土地盤中の硫酸塩:硫酸塩による劣化
・エフロレッセンス:コンクリート内部の可溶性分が空気中のCO2と反応→エフロレッセンス、天井裏の白い析出物
・中性化によるひび割れ:屋内(二酸化炭素濃度高い、湿度50~60%の進行速度が最大)
・SiO240%?以上:ASRが生じやすい

<ひび割れの特徴>

・塩害:海岸沿いで飛来塩分が多い、ひび割れ方向に規則性(せん断補強筋方向)、防水性の低下(リシン吹付け)、全塩化物イオン量1.2kg/m3以上
・凍害:寒冷地、突出した部分の凍結・融解の繰返し
・アルカリシリカ反応:防水性の低下(水分供給)、柱・梁軸線方向のひび割れ、白い析出物(アルカリシリカゲル)、内在塩分によるアルカリ量の増加、平均気温が18℃(温暖で反応が進行しやすい)
・乾燥収縮:基礎、柱、梁の拘束、開口入隅の応力集中
・パラペット部の外壁のせり出し:シンダーコンクリートの温度膨張、冬季の水の凍結
・下にゆるい凸の水平方向ひび割れ:沈降ひび割れ

<火害の特徴>

変状 受熱温度(℃) 火害等級
すすの付着 ~300 Ⅱ:仕上げに被害
ピンク色 300~600 Ⅲ:かぶり部分の被害
灰白色 600~900 Ⅲ~Ⅳ:主筋付着に影響
黄色 900~1200 Ⅳ~Ⅴ:主筋の座屈等
溶解 1200~ Ⅴ:実質的被害

<火害の調査方法>

火害等級 検査方法 目的
Ⅰ~Ⅱ 反発硬度法 圧縮強度の比較
Ⅰ~Ⅱ 中性化深さ測定 Ca(OH)2量の減少
コア採取 圧縮強度、弾性係数
Ⅲ~Ⅳ(300℃超え) UVスペクトル法 受熱温度推定
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