『【例題－残高試算表の作成】項目別の取引から』－簿記３級－学習記録

日商簿記３級で出題される「試算表の作成」には
①取引が項目別のパターン
②取引が日付ごとのパターン
があります。

資料として、次の取引内容が示されている場合を考えます。

取引内容を、主な勘定科目（現金、当座預金、売上、仕入、売掛金、買掛金）の借方合計、貸方合計ごとにまとめます。

取引には、主な勘定口座以外で、受取手形、交通費がありましたので、借方合計と貸方合計の表を作成します。

月の勘定口座ごとの借方合計、貸方合計は、「月中取引」に記載します。左が借方、右が貸方です。

問題では、月初の残高は、あらかじめ与えられているものとします。〇月末残高は、各勘定科目で、借方と貸方の差額を記載します。

以上、項目別に取引が記載されている場合の、試算表の書き方でした。勘定口座ごとの借方合計と貸方合計の表を作成すれば、記入欄に従って表を完成させるだけですね。