【超初学者向け】簿記3級の勉強ノート(2.貸借対照表)

簿記3級
※このページは、<超初学者>の筆者が簿記3級(日商簿記検定3級)の資格取得を目指して勉強した内容をまとめたものです。

貸借対照表

貸借対照表は、財産がどれだけあるかを表すもの

貸借対照表たいしゃくたいしょうひょうは、「お金(財産)がいくら残っているのか?」を表すものです。英語ではBalanceバランス Sheetシート(B/S)と言います。

貸借対照表   (単位:円)
現金 1,000,000 借入金 500,000
土地 500,000 資本金 1,000,000
1,500,000 1,500,000

資産と負債

 貸借対照表に記入する項目には、銀行に預けているお金などのプラスとなる財産と、借金などのマイナスとなる財産があります。

プラスの財産 :現金、預金、土地・建物などの不動産
マイナスの財産借入金かりいれきん(借金のことです)

簿記では、プラスの財産のことを「資産」、マイナスの財産のことを「負債」と呼びます。

資産は借方(左)、負債は貸方(右)

 貸借対照表は、表を借方と貸方に分けて書きます。借方には資産の残りを、貸方には負債の残りを記入します。

貸借対照表   (単位:円)
借方 貸方
現金 1,000,000 借入金 500,000
土地 500,000 資本金 1,000,000
1,500,000 1,500,000

資本とは

 簿記3級の試験では、資本しほんという言葉がよく出てきます。簿記3級では、主に「株式会社」での会計処理を対象としています。

 資本は、株式会社にとっての資本金のことで、資本金とは、会社の設立時に出資された元手のお金のことを指します。この資本金を、会計上では「資本」と分類します。

会計期間と財務諸表

 損益計算書(参考ページ)や貸借対照表の作成などの、会計処理は通常、1年という期間で行います。ここで、この1年間の最初の日を「期首きしゅ」、最後の日を「期末きまつ」といいます。

 会計期間は1年が原則ですが、いつからいつまでにするかは、会社が自由に決められます。しかし、簿記3級の試験では、4月1日~3月31日までの1年間を会計期間とするのが基本です。

財務諸表と会計期間

 損益計算書や貸借対照表などの会計処理を記入した表を、「財務諸表ざいむしょひょう」と呼びます。

 財務諸表には、いつからいつまでの会計処理なのかを書かなければなりません。ここで、損益計算書には、「〇〇年〇月〇日~〇〇年×月×日まで」と書きますが、貸借対照表は「○年3月31日」のように、期末日を書きます。貸借対照表は、期末時点の「資産と負債のバランス」を示すということです。

当期純利益

 損益計算書での利益の書き方は、ただ単に「利益」とはせずに、「当期純利益とうきじゅんりえき」と書きます。いつの時点の利益なのかをはっきりとわかりやすくするためです。

例題

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例題2【貸借対照表の作成】

次の例の貸借対照表の( )に入る年月日を選んでください。
貸借対照表   (単位:円)
(        )
現金1,000,000借入金500,000
土地500,000資本金1,000,000
1,500,0001,500,000

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貸借対照表   (単位:円)
(        )
現金1,000,000借入金500,000
土地500,000資本金1,000,000
1,500,0001,500,000

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