『受取商品券(うけとりしょうひんけん)とは?』-簿記3級-学習記録

簿記3級

受取商品券(うけとりしょうひんけん)とは?

 

筆者は、江東区に在住です。江東区では毎年、江東区内の特定の店舗で使える”江東区が発行する商品券”が発売されます。

一般的に、地域振興券と呼ばれる商品券かと思います。

この商品券は、12,000円つづりの商品券が10,000円で購入できるため、日用品を購入できる店舗で良く使用します。

 

話を本題に戻します。

受取商品券とは、自治体や商店街などが発行した商品券のことを言います。図書カードやお米券、ビール券なども受取商品券に含まれます。

ここで、自社が発行した商品券以外を受取商品券と言いますので、注意してください。

商品を売って、商品券を受け取った場合の仕訳

 

商品券を使う側ではなく、お店側の立場になってください。

ある商品を販売して、商品券を受け取った場合は、商品券を発行した会社などに買い取ってもらい、現金と交換します。

 

商品券は、現金を受け取る権利として扱いますので、資産が増加すると考え、借方(左側)に受取商品券を記載します。

例えば、100円の商品を売り、受取商品券50円と現金50円を受け取った場合は、次のような記載となります。

借方 金額 貸方 金額
受取商品券 50円 売上 50円
現金 50円

商品券を買い取ってもらうときの仕訳

 

商品を売って受け取った商品券は、後日商品券を発行した自治体などに買い取ってもらい、現金と交換できます。

この場合、受取商品券という資産が減少するので、借方(右側)に受取商品券を記載します。

 

トレードオフの関係で、現金という資産が増加しますので、借方(左側)に現金を記載します。

例えば、自治体発行の受取商品券200円分を、自治体に持っていき、現金と交換してもらった時の仕訳は、次のようになります。

借方 金額 貸方 金額
現金 200円 受取商品券 200円

以上、受取商品券について学習しました。もし、商品券を受け取ったらこのページで学んだことを思い出しましょう!

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