受取商品券(うけとりしょうひんけん)とは?
筆者は、江東区に在住です。江東区では毎年、江東区内の特定の店舗で使える”江東区が発行する商品券”が発売されます。
一般的に、地域振興券と呼ばれる商品券かと思います。
この商品券は、12,000円つづりの商品券が10,000円で購入できるため、日用品を購入できる店舗で良く使用します。
話を本題に戻します。
受取商品券とは、自治体や商店街などが発行した商品券のことを言います。図書カードやお米券、ビール券なども受取商品券に含まれます。
ここで、自社が発行した商品券以外を受取商品券と言いますので、注意してください。
商品を売って、商品券を受け取った場合の仕訳
商品券を使う側ではなく、お店側の立場になってください。
ある商品を販売して、商品券を受け取った場合は、商品券を発行した会社などに買い取ってもらい、現金と交換します。
商品券は、現金を受け取る権利として扱いますので、資産が増加すると考え、借方(左側)に受取商品券を記載します。
例えば、100円の商品を売り、受取商品券50円と現金50円を受け取った場合は、次のような記載となります。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
受取商品券 | 50円 | 売上 | 50円 |
現金 | 50円 |
商品券を買い取ってもらうときの仕訳
商品を売って受け取った商品券は、後日商品券を発行した自治体などに買い取ってもらい、現金と交換できます。
この場合、受取商品券という資産が減少するので、借方(右側)に受取商品券を記載します。
トレードオフの関係で、現金という資産が増加しますので、借方(左側)に現金を記載します。
例えば、自治体発行の受取商品券200円分を、自治体に持っていき、現金と交換してもらった時の仕訳は、次のようになります。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
現金 | 200円 | 受取商品券 | 200円 |
以上、受取商品券について学習しました。もし、商品券を受け取ったらこのページで学んだことを思い出しましょう!