こんにちは。クルビライフです。
いよいよクルビのブリードを開始したいと思います!
昨年からの考察である「クルビは水分が苦手?」に対する答えを出すべく、今年は含水率をコントロールした産卵木を使ってブリードします。
まずは今まで使っていて実績のある、密度高めの産卵木の乾燥状態の重さを量ります。
なるほど、380gもあるんですね。
うん、むちむちです。
そして吸水後がこちら。
966.5gか、結構水吸うんですねー!
計量するのは初めてなので新発見です。
差し引き586gの水を吸っていますね。
質量パーセントで含水率を計算すると下記の通りになります。
586 ÷ 966.5 × 100 ≒ 60.1%
これを基に柔らかめの材の含水率を設定し、水分に対するメスの反応を見ます。
他の要素を排除するため、通常ならばマットもフォーテックさんの産卵一番にするのですが、今回は乾燥状態のホダマットを使用します。
…材に産んでくれなかったら終わる。笑
今回の材の含水率設定は以下の通りでやろうとかんがえております。
①サンプルで使った堅め材と同じような堅さの材、含水率は基本材の吸水任せ
②堅め材と同じ含水率 60%にした柔らかめ材
③堅め材より少なめ、含水率 40〜50%にした柔らかめ材
④堅め材より多め、含水率 70〜80%にした柔らかめ材
以上の設定で比較したいと思います。
検討したいのは
・①と②の同時セット→硬さによる反応の違いを比較。
③と④の同時セット
→含水率による反応の違いを比較。
1メスに違う含水率の材を与えてみて、産卵数と幼虫の生育状態から判断して、どちらの材を好んだのか判定していきます。
飼育キャパの都合で6パターン全ての組み合わせは行えませんが、ざっくりとしたボーダーラインが見つかればいいなと思います。
結果は2ヶ月後!
セットしたら改めてご報告致します。
お楽しみに〜!
クルビライフ