『いろいろな費用の仕訳方』－簿記３級－学習記録

どのようなお金の使い方をしたか、のちに分かるように会計処理がなされていなければなりません。このページでは、頻繁に使用すると思われる仕訳について、ご紹介していきます。

オフィス用品（例えばコピー用紙）や、文房具（例えば消しゴム）など、使うとすぐになくなってしまうものを消耗品（しょうもうひん）と言います。

郵便切手や郵便はがきを買った場合は、通信費として扱います。

郵便局で収入印紙を買った場合は、租税公課（そぜいこうか）として扱います。

所有している自動車にかかる自動車や、所有している不動産にかかる固定資産税で、会社にかかるものは費用として扱います。

税金は、収入印紙と同じように租税公課（そぜいこうか）として扱います。

郵便局で購入した切手が、決算日まで使わずに残った場合は、貯蔵品（ちょぞうひん）として通信費から振り替えます。

収入印紙が残った場合も同様に、租税公課から貯蔵品に振り替えます。

決算日まで残った貯蔵品は、翌期には再振替をして、逆仕訳という手順が必要になります。

上の例を参考に、決算日まで残ったはがき500円分に関して、逆振替の仕訳を示します。

会社が、従業員の社会保険料を負担した場合は、法定福利費（ほうていふくりひ）として処理します。

個人負担分の社会保険料を会社があわせて納付する場合、個人から納付金を預かるというかたちになります。

預かったお金は、のちに納税義務があるため、預り金は負債の増加として貸方（右側）に記載します。

会社が従業員から預かった、個人負担分社会保険料150円と、会社負担分の社会保険料200円を普通預金口座から支払った場合は、次のような記載となります。

以上、さまざまな費用についてご紹介しました。