ラケットにおもりを貼ってバランスポイントを変える
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長年テニスをやっている方は、ラケットにおもり(鉛テープ)を貼って自分好みのラケットにカスタマイズしたことが一度はあると思います。
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おもりを貼る場所は主に次の5箇所になると思います。
①トップ ②フレームサイド ③ブリッヂ ④スロート ⑤グリップエンド
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どの位置におもりを貼ると、どれくらいバランスポイントが変わるか?簡単に計算できると自分のラケットに初めておもりを貼る時の参考になると思ったので、計算フォームを作成しました!
計算フォーム
計算例
例えば、昔使っていたラケットが「エアロジェル200」だった場合、スペックは次のとおりになります。
ラケット名 | エアロジェル200 |
---|---|
平均ウェイト | 314g |
全長 | 703.7mm※ |
バランスポイント | 310mm |
※27/0.03837=703.674746
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ほとんどのラケットの長さは27インチと表記されていると思います。バランスポイントと比較しやすいように、参考としてインチをmmに換算します。換算式は【mm=インチ/0.03837】です。
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現在使っている「ピュアドライブ」のバランスポイントを「エアロジェル200」と同じにしたい場合を考えます。
ラケット名 | ピュアドライブ |
---|---|
平均ウェイト | 300g |
全長 | 703.7mm |
バランスポイント | 320mm |
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計算フォームに入力した結果、「ピュアドライブ」を「エアロジェル200」と同じバランスポイントにするためには、0mmの位置に9gのおもりを付ければ、よいことがわかりました。つまり、グリップエンドに9gのおもりを貼り付ければよいというわけです。
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まとめ
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計算結果から、おもりを貼る位置について考察してみました。
①トップ・・・バランスポイントを長くしたい場合
②フレームサイド・・・オフセンターショットでもラケットがボールに負けないようにしたい場合
③ブリッヂ・・・ラケットの振りぬきやすさを変えずに重くしたい場合
④スロート・・・ラケットの振りぬきやすさを変えずに重くしたい場合
⑤グリップエンド・・・バランスポイントを短くしたい場合