今回の記事は、この本の内容を参考にしています。
『自分でビールを造る本』
自作ビールに挑戦する方にとってバイブル的な一冊となっていますので、持っていない方はぜひ購入してください。何度も自作ビールにチャレンジする中で、この本を読み返すとそのたびに発見があります。
この本の著者は自作ビールの世界チャンピオンにもなった人物ですが、自作ハニーミードのおいしさについても述べられています。
ハニーミードとは?
はちみつをからつくるお酒のことです。
欧米では結婚式にこのハニーミードを飲む習慣があるそうで、ハニーミードは子を授かるために有効な飲み物と考えられているそうです。
結婚式の後、1か月(ムーン)飲み続けることで男の子を授かるという言い伝えがあるそうで、ハネムーン(ハニームーン)の語源になっているそうです。
材料は?
『自分でビールを造る本』にはいくつかのレシピが紹介されていますが、その中でも”チーフ・ニウォッツ・ミード”という炭酸入りのハニーミードの材料をご紹介します。 ※5ガロン=18.9リットル分の材料です。
- はちみつ:13lbs(5.9kg)
- 石こう:1Tbsp(おおさじ1)
- アシッド・ブレンド(オプション):4tsp(小さじ4)
- イースト・エキス(オプション):1/3oz(9.45g)
- アイリッシュ・モス:1/4tsp(小さじ1/4)
- イースト:1/2oz(14g)
- コーン・シュガー:1/3カップ(66g)
【注意!】このまま作る初期比重:1.110-1.120、最終比重:1.015-1.025ということでアルコール度数が12%程度のお酒となってしまいます。日本国内では1%以上のお酒を無許可で製造すると、酒税法違反となりますので、作り方に工夫が必要です。
単位計算の参考
『自分でビールを造る本』に記載されているレシピは、米国式の単位で書かれています。そのため、日本に住んでいる方の感覚では量が分かりにくいため、以下のような計算フォームがあると便利かと思い、作成しました。ご参考までに。
ハニーミード作りの計画
本に載っている量では、あまりにも多すぎるため、2リットル換算での材料一覧を参考のため作成します。
※仕込んだ時の量が2リットルの場合の分量で、オプション(入れなくてもよい)材料については、使用しないとして材料一覧を作成しています。
- はちみつ:624g
- 石こう:微量
- アイリッシュ・モス:微量
- イースト:1.5g
- コーン・シュガー:7g
単純に、アルコール度数1%のハニーミードを造ろうと思ったらはちみつは50gくらいあればよさそうですね。
イーストは、シャンパン用のイーストが適しているらしいですが、エールビール用のイーストしかありませんので、それで代用しようと思います。 次回は、実際の自作工程を動画でご紹介するつもりです。