【ブレーキワイヤー交換】ヨツバサイクル子供用14インチ

DIY

ブレーキワイヤーが切れかけていたので交換です

ヨツバサイクル子供用自転車(14インチ)の後ろ用ブレーキワイヤーの状況です。

ワイヤーの余長が長く、買った当初のまっすぐのままだと、自転車を漕ぐときに足が当たるため、直角に近い角度に曲げました。

しばらくは大丈夫だったのですが、だんだんまっすぐに戻ってくるのを曲げ直したり、まっすぐに戻ってきた状況で足が当たったりを繰り返し、このような状況になりました。これはもう交換です。

ブレーキワイヤーの交換は自転車屋さんに頼むと1,200~1,500円/本です

近くの大型ショッピングモールで購入したヨツバサイクルの自転車を、購入先でブレーキワイヤーを交換しようとしました。

しかし、新型コロナウイルスの影響で専門店が休業しているため、交換できず。今後もブレーキワイヤー交換の可能性が高かったため、自分で交換することに決めました。

準備する工具と使ったインナーワイヤー

  1. ラジオペンチ(100円)
  2. ワイヤーカッター(600円)
  3. 金属やすり(200円)
  4. シリコンスプレー(200円)
  5. インナーワイヤー1.6mm×1.6m(350円)
  6. 6角レンチセット(アーレンキー)(100円)

合計・・・1,550円

なお、ヨツバサイクル自転車で使ったアーレンキーは5mmです。ワイヤーカッターは、100均の大きめのニッパーでも十分と感じました。もっと安くできます。

近くのホームセンター(コーナン深川店)でブレーキ用のインナーワイヤーを購入しました。片側はタイコ状になっています。もう片方は切りっぱなしです。切断面カバー用の金具も付属しています。

それではさっそく、ブレーキワイヤーを交換していきます。

①ブレーキからワイヤーを外す

5mmのアーレンキーでブレーキワイヤーを固定している部分を緩めてブレーキワイヤーを取り外します。

②ブレーキレバーからワイヤーを外す

ブレーキレバー部分は、ねじ部分を緩めて完全に外します。溝があるので溝に合わせるとブレーキワイヤーから外すことが出来ます。

ブレーキレバーを引きながら、裏側から見ると、ワイヤーの先端部がタイコのような形になってそこが引っかかっていることがわかります。こちらも溝の位置に合わせることでブレーキワイヤーを外すことが出来ます。すべて抜き取ってしまってください。

③ブレーキワイヤーのアウターカバーにシリコンスプレーを塗布

まずは、スプレーしやすいようにアウターカバーをまっすぐにします。

その後、シリコンスプレーを0.5秒くらい吹き付けます。ホームセンターにはオイルスプレーやグリーススプレーなど他の種類もありますが、ブレーキワイヤーのカバーにはほこりが付きにくいシリコンスプレーを使います。

④ブレーキワイヤーを必要な長さにカットし、やすり掛け

ワイヤーを切ると先端がほつれ、ブレーキワイヤーを通しにくくなるため、切らずに先にワイヤーをセットしてから切断するほうが良さそうです。私は先にカットしてしまったため、先端をやすり掛けして通しやすいようにしました。

購入したブレーキワイヤーには、型側にタイコが付いているので、そちら側をブレーキレバーからセットしていきます。

⑤ワイヤーをすべて通して、ブレーキ部分に固定

ブレーキの裏側には、棒状のばねが付いているので、そのバネが効くようにしてください。

手でばねを閉じながらブレーキワイヤーを固定していきます。手で思いっきりブレーキを閉じた状態から1cm位緩めてアーレンキーで締め付けてください。

<注意!!>ここの調整でブレーキのしやすさが変わります。ブレーキワイヤーを完全に締める前に、緩め具合がちょうど良いか、実際にブレーキレバーを引いて、ブレーキをかけながら調整してください。新品のワイヤーはほんの少し伸びます。ホイールとブレーキゴムの隙間が1mmくらいの状態が良いでしょう。

最後に、適当な長さでブレーキワイヤーを切断し、切断部分を付属のカバーで保護します。下の写真のように、ペンチで締め付けるような感じです。

これでブレーキワイヤーの交換が完了です。すべての工程は、10分程度で完了します。慣れればもっと早く終わると感じました。

まとめ

実際に交換してみた結果、以下のものがそろっていればブレーキワイヤーの交換が可能です。

  1. ラジオペンチ(100円)
  2. ワイヤーカッター(100円)
  3. シリコンスプレー(200円)
  4. インナーワイヤー1.6mm×1.6m(350円)
  5. 6角レンチセット(アーレンキー)(100円)

合計850円、頼むより自分で直したほうが、早く安くブレーキワイヤーを交換することが出来ます。皆さんも試してみてください。

おまけ。

シートポストの調整をする頻度が高いのでグリースも塗りました。自転車専用だと1個1,000円以上しますが、ホームセンターで機械用の”リチウムグリース”を購入すれば、1個300円程度と安価に手に入れることが出来ます。グリースにもかなりの種類がありますので、いろいろ調べてみると楽しいですよ!

スムーズにシートが動くようになりました。

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