【配筋検査】設計かぶり、鉄筋のあき、継手長さ、定着長一覧

建築士

設計かぶり厚さ

設計かぶり厚さ(mm)
部材の種類 短期 標準・長期 超長期
屋内・屋外 屋内 屋外※2 屋内 屋外※2
構造
部材
柱・梁・耐力壁 40 40 50 40 50
床スラブ・屋根スラブ 30 30 50 40 50
非構造
部材
構造部材と同等の耐
久性を要求する部材
30 30 40 40 50
計画供用期間中に
維持保全を行う部材※1
30 30 40 (30) (40)
直接土に接する柱・梁・壁・床
および布基礎の立上り部分
50
基礎 70

※1 計画供用期間の級が超長期で計画供用期間中に維持保全を行う部材では、維持保全の周期に応じて求める。
※2 計画供用期間の級が標準、長期および超長期で、耐久性状有効な仕上げを施す場合は、屋外側では、設計かぶり厚さを10mm減じることができる。

鉄筋のあき

鉄筋のあき
異形鉄筋 ・呼び名の数値の1.5倍
・粗骨材最大寸法の1.25倍
・25mm
のうち最も大きい数値

異形鉄筋の継手長さ

直線重ね継手の長さL1

コンクリートの
設計基準強度
Fc(N/mm2)
SD 295 A
SD 295 B
SD 345 SD 390 SD 490
18 45d 50d
21 40d 45d 50d
24~27 35d 40d 45d 55d
30~36 35d 35d 40d 50d
39~45 30d 35d 40d 45d
48~60 30d 30d 35d 40d

フック付き重ね継手の長さL1h

コンクリートの
設計基準強度
Fc(N/mm2)
SD 295 A
SD 295 B
SD 345 SD 390 SD 490
18 35d 35d
21 30d 30d 35d
24~27 25d 30d 35d 40d
30~36 25d 25d 30d 35d
39~45 20d 25d 30d 35d
48~60 20d 20d 25d 30d

※1 表中のdは、異形鉄筋の呼び名の数値を表し、丸鋼には適用しない。
※2 直径の異なる鉄筋相互の重ね継手の長さは、細い方のdによる。
※3 フック付き重ね継手の長さは、鉄筋相互の折曲げ開始点間の距離とし、折曲げ開始点以降のフック部は継手長さに含まない。

異形鉄筋の定着長さ

直線定着の長さL2

コンクリートの
設計基準強度
Fc(N/mm2)
SD 295 A
SD 295 B
SD 345 SD 390 SD 490
18 40d 40d
21 35d 35d 40d
24~27 30d 35d 40d 45d
30~36 30d 30d 35d 40d
39~45 25d 30d 35d 40d
48~60 25d 25d 30d 35d

フック付き定着の長さL2h

コンクリートの
設計基準強度
Fc(N/mm2)
SD 295 A
SD 295 B
SD 345 SD 390 SD 490
18 30d 30d
21 25d 25d 30d
24~27 20d 25d 30d 35d
30~36 20d 20d 25d 30d
39~45 15d 20d 25d 30d
48~60 15d 15d 20d 25d

※1 表中のdは、異形鉄筋の呼び名の数値を表し、丸鋼には適用しない。
※2 フック付き鉄筋の定着長さL2hは、定着起点から鉄筋の折曲げ開始点までの距離とし、折曲げ開始点以降のフック部は定着長さに含まない。

小梁・スラブの下端筋の定着の長さ

直線定着の長さL3

コンクリートの
設計基準強度
Fc(N/mm2)
鉄筋の種類 下端筋
小梁 スラブ
18~60 SD 295 A
SD 295 B
SD 345
SD 390
20d 10dかつ
150mm以上

※ 片持小梁・片持スラブの下端筋を直線定着とする場合は、25d以上とする。

フック付き定着の長さL3h

コンクリートの
設計基準強度
Fc(N/mm2)
鉄筋の種類 下端筋
小梁 スラブ
18~60 SD 295 A
SD 295 B
SD 345
SD 390
10d

異形鉄筋の仕口内の折曲げ定着の投影定着長さ

大梁主筋の柱内曲げ定着の投影定着長さLa

コンクリートの
設計基準強度
Fc(N/mm2)
SD 295 A
SD 295 B
SD 345 SD 390 SD 490
18 20d 20d
21 15d 20d 20d
24~27 15d 20d 20d 25d
30~36 15d 15d 20d 25d
39~45 15d 15d 15d 20d
48~60 15d 15d 15d 20d

※ 梁主筋を柱へ定着する場合、Laの数値は原則として柱せいの3/4倍以上とする。

小梁やスラブの上端筋の梁内折曲げ定着の投影定着長さLb(片持の小梁・スラブを除く)

コンクリートの
設計基準強度
Fc(N/mm2)
SD 295 A
SD 295 B
SD 345 SD 390 SD 490
18 15d 20d
21 15d 20d 20d
24~27 15d 15d 20d
30~36 15d 15d 15d
39~45 15d 15d 15d
48~60 15d 15d 15d
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