【コンクリート主任技士過去問解説】平成30年度No26~27

主任技士過去問解説

コンクリート主任技士過去問 問題と解説

【平成30年度―問題26】

プレキャストコンクリート製品の製造に関する次の記述のうち、JIS A 5364(プレキャストコンクリート製品―材料及び製造方法の通則)に照らして、不適当なものはどれか

(1)コンクリート製品の水セメント比をRC製品で55%以下、PC製品で45%以下とした。

(2)コンクリートに含まれる塩化物イオン量を、RC製品、PC製品ともに0.30kg/m3以下とした。

(3)プレストレストコンクリート橋げたの製造において、再生骨材H、M、Lの区分のうち再生骨材Hを用いた。

(4)JIS A 5031(一般廃棄物、下水汚泥又はそれらの焼却灰を溶融固化したコンクリート用溶融スラグ骨材)に適合する溶融スラグ骨材を、建築物以外の設計基準強度35N/mm2以下の鉄筋コンクリート製品に使用した。

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正解(3)

(1)問題の通りです。水セメント比は、無筋コンクリート(URC)製品で65%以下、RC製品で55%以下、PC製品で45%以下とされています。

(2)問題の通りです。URC製品は0.60kg/m3と規定されています。

(3)再生骨材はプレストレストコンクリート製品には使用してはなりません。

(4)問題の通りです。

【平成30年度―問題27】

プレストレストコンクリート梁部材に関する次の一般的な記述のうち、不適当なものはどれか

(1)ポストテンション方式では、PC鋼材の腐食を防止するために、シースとPC鋼材の隙間にはノンブリーディングタイプのグラウト材を充填する。

(2)プレテンション方式では、PC鋼材とコンクリートの付着によってプレストレスが導入されるので、部材の端部ほどプレストレスによる圧縮応力は大きくなる。

(3)プレストレスを導入することによって、鉄筋コンクリート梁部材と比較して、一時的な荷重によりたわみが生じても、除荷後に残留するたわみ量は小さくなる。

(4)プレストレスを導入することによって、曲げひび割れ発生耐力は増加するが、曲げ終局耐力はほとんど変化しない。

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正解(2)

(1)問題文の通り。ポストテンション方式は、コンクリート部材にシース管を仕込み、コンクリート硬化後、シース管内のPC鋼材に引張力を導入します。シースとPC鋼材の隙間にはノンブリーディングタイプのグラウト材を充填し、PC鋼材とシースを一体化させます。

(2)誤り。プレテンション方式は、コンクリート打設前にPC鋼材に引張力を導入し、コンクリートが硬化後、引張力を解放します。そのため、部材端部は定着部分となるため、圧縮応力は小さくなり、部材中央ほど圧縮応力は大きくなります。

(3)問題文の通り。

(4)問題文の通り。

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