診断士の小論文問題を解く前に・・・
まずは小論文の基本から学習ということで、小論文の書き方の基本についてまとめました。参考になれば幸いです。
文体
文体は「・・・である」調とする、口語体を用います。口語体の中でも、話し言葉ではなく、書き言葉を用います。
口語体とは?
口語体は今使われている言葉の表現方法のことで、書き言葉と話し言葉の両方を含みます。口語体に対して、文語体があります。文語体は、昭和初期まで公用語に使われていた古い文体です。
口語体と文語体の例
口語体 | 文語体 |
---|---|
だけでなく | のみならず |
では | においては |
するため | すべく |
できない | できぬ |
学校では | 学校にては |
口語体の話し言葉と書き言葉
書き言葉 | 話し言葉 |
---|---|
だ/である | です/ます |
どちら | どっちは |
きちんと | ちゃんと |
だが/しかし/けれども | でも/だけど |
非常に/きわめて | とっても/すごく |
文中で異なった用語、送りがなを用いない
例:
試し練り/試験練り/試練り
締固め/締め固め
練混ぜ/練り混ぜ/混練り
立会い/立ち会い/立会
接続詞はひらがなで
例:
〇「および」 ×「及び」
〇「たとえば」 ×「例えば」
用語の表現に注意
コンクリートに関する用語は、JIS A 0203「コンクリート用語」に準じます。
例:「材齢」「ミキサ」「アジテータ」「コンピュータ」
数字表現
桁数が多い場合、漢数字を併用します。
例:「55,000トン」→「5万5千トン」
数字、小数点は半角扱いとし、1マスに2文字記入します。漢数字は1マス使います。英字は大文字は1文字1マス、小文字は2文字で1マス使います。
例:「0.15」→「0.」「15」で2マスに記入します。
以上、小論文の注意点についてまとめました。