【診断士の問題と解説】1日5問!(Vol.29)反発硬度法

コンクリート診断士 問題と解説Vol.29

【問141_反発硬度法】

反発硬度法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか

(1)高強度コンクリートに適用する場合、普通強度のコンクリートの場合に比べて圧縮強度の増加に対して反発度の増加が小さい傾向がある。

(2)20点の測定値のうち、打撃した面のすぐ奥に空隙があると判断された場合には、その値を除外して平均値を求めてよい。

(3)テストハンマーの打撃は、測定面に対して垂直に行うが、測定面の角度によって測定値が異なるので補正が必要である。

(4)材齢数十年を経過したコンクリートは、炭酸化によって硬度が低下しているために、強度が過小に推定されるおそれがある。

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正解(4)

(1)問題のとおりです。反発硬度法によるコンクリートの推定強度は、高強度になるほど実強度よりも低く計算される傾向にあります。

(2)問題のとおりです。打撃面のすぐ奥に空隙があると、反発が弱くなるため、その値を除外して平均値を求めます。

(3)問題のとおりです。テストハンマーの打撃では、測定面の角度によって測定値が異なるため、補正が必要です。

(4)誤りです。コンクリート表面が炭酸化すると、炭酸カルシウムの生成によりコンクリート内部の組織が密になり、硬度が大きくなります。

【問142_反発硬度法】

反発度法(ばね式ハンマー法)に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか

(1)打撃面が乾いていると、湿っているときよりも測定反発度が大きくなる。

(2)打撃面が粗面であると、平滑であるよりも測定反発度が小さくなる。

(3)圧縮力を受けていると、測定反発度が大きくなる。

(4)打撃方向が下向きのとき、上向きより測定反発度が大きくなる。

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正解(4)

(1)問題のとおりです。打撃面が乾いていると、湿っているときよりも測定反発度が大きくなります。

(2)問題のとおりです。打撃面が粗面であると、平滑であるよりも測定反発度が小さくなります。

(3)問題のとおりです。圧縮力を受けていると、測定反発度が大きくなります。

(4)誤りです。打撃方向が下向きのとき、上向きより測定反発度が小さくなります。

【問143_反発硬度法】

構造物のコンクリートの圧縮強度の調査に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか

(1)設計基準強度が30N/mm2のコンクリートに、反発度法を適用した。

(2)部材厚さが8cmであったので、反発度法を適用できないと判断した。

(3)コアの高さが18cmで直径が10cmであったので、強度の補正を行った。

(4)設計基準強度が30N/mm2のコンクリートから、直径10cmのコアを毎分20cmの切断速さで採取することとした。

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正解(4)

(1)問題のとおりです。反発度法は、コンクリート強度が10~60N/mm2の範囲で適用されます。

(2)問題のとおりです。反発度法は、厚さが100mm以上をもつ部材に適用されます。

(3)問題のとおりです。高さと直径の比、高さ÷直径は、1.90~2.10を基準とし、それ以外は補正係数kを強度に乗じます。

(4)誤りです。コア採取時のトルクは、14.7N・m程度とすることがよいとされています。その場合、切断速さは75mm/分程度になります。

【問144_反発硬度法】

テストハンマーを用いた反発(硬)度法によるコンクリート強度の測定に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか

(1)60N/mm2を超えるコンクリートでは、圧縮強度の変化に対する反発(硬)度の変化量が30N/mm2程度のコンクリートに比べて小さくなる。

(2)JIS A 1155:2003「コンクリートの反発度の測定方法」によれば、平均値からの偏差が±20%以上の反発(硬)度は計算から除外することになっている。

(3)測定面が濡れている場合の反発(硬)度は、乾燥している場合よりも小さい。

(4)測定値に対して垂直に打撃できない場合は、その角度により補正を行う。

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正解(4)

(1)問題のとおりです。反発硬度法によるコンクリートの推定強度は、高強度になるほど実強度よりも低く計算される傾向にあります。

(2)問題のとおりです。平均値からの偏差が±20%以上の反発(硬)度は計算から除外します。

(3)問題のとおりです。打撃面が乾いていると、湿っているときよりも測定反発度が大きくなります。

(4)誤りです。反発度法は測定面に対して、垂直に打撃します。

【問145_反発硬度法】

コンクリートの反発度の測定に関する次の記述のうち、JIS A 1155:2003「コンクリートの反発度の測定方法」に照らし、適当なものはどれか

(1)リバウンドハンマーは1000回の打撃ごとにテストアンビルを打撃し、点検を行った。

(2)リバウンドハンマーの反発度が、製造時の反発度よりも6%異なっていたので、直前に行った点検以降の測定値は無効とした。

(3)硬質仕上塗材が薄く平滑に塗装された面をリバウンドハンマーで打撃した。

(4)1か所の測定では、互いに100mmの間隔をもった5点について打撃した。

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正解(2)

(1)誤りです。リバウンドハンマーは500回の打撃ごとに点検を行います。

(2)問題のとおりです。点検結果がリバウンドハンマーの製造時反発度から3%以上異なっている場合は用いてはならないとされています。

(3)誤りです。測定箇所は、表面が均一でかつ平滑な平面とし、塗装された面がある場合は、砥石などで除去しなければなりません。

(4)誤りです。1箇所の測定では、互いに25~50mmの間隔をもった9点について測定を行います。

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