【診断士の問題と解説】1日5問!(Vol.17)凍害

コンクリート診断士 問題と解説Vol.17

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このページの問題を一問一答形式の動画としてまとめました。復習用にご活用ください。通勤中や運動中に最適です。

【問81_凍害】

コンクリートの凍害に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか

(1)空気量が同一の場合、気泡間隔係数が大きいほど耐凍害性は増す。

(2)気泡間隔係数と空気量が同一の場合、水セメント比が小さいほど耐凍害背は増す。

(3)同じ凍結融解作用を受けても、干満帯部は凍害による劣化が激しい。

(4)ポップアウト現象は、骨材の吸水率が大きい場合に発生しやすい。

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正解(1)

(1)誤りです。気泡間隔係数が200~250μm以下で、耐凍害性を有します。

(2)問題のとおりです。水セメント比が小さいコンクリートほど、コンクリート内部の組織が密になるため、耐凍害性が向上します。

(3)問題のとおりです。干満部は、凍害に加え、塩害による複合劣化を受けるため、劣化が激しくなります。

(4)問題のとおりです。骨材の吸水率が大きいほど、凍害によるポップアウト現象は生じやすくなります。

【問82_凍害】

コンクリートの凍害に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか

(1)空気量が同一の場合、気泡間隔係数が大きいほど耐凍害性は増す。

(2)気泡間隔係数と空気量が同一の場合、水セメント比が小さいほど耐凍害背は増す。

(3)同じ凍結融解作用を受けても、干満帯部は凍害による劣化が激しい。

(4)ポップアウト現象は、骨材の吸水率が大きい場合に発生しやすい。

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正解(1)

(1)誤りです。気泡間隔係数が200~250μm以下で、耐凍害性を有します。

(2)問題のとおりです。水セメント比が小さいコンクリートほど、コンクリート内部の組織が密になるため、耐凍害性が向上します。

(3)問題のとおりです。干満部は、凍害に加え、塩害による複合劣化を受けるため、劣化が激しくなります。

(4)問題のとおりです。骨材の吸水率が大きいほど、凍害によるポップアウト現象は生じやすくなります。

【問83_凍害】

コンクリートの凍害に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか

(1)小さな径の空隙中の水のほうが、大きな径の空隙中の水よりも、凍りやすい。

(2)空気量が同一の場合、気泡間隔係数が小さいほど、凍害を受けにくい。

(3)凍害防止剤の散布により、スケーリングが起こりやすくなる。

(4)未凍結水の内部移動に伴う静水圧の増加により、凍害が生じる。

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正解(1)

(1)誤りです。空隙中の水の凍結温度は、細孔径が小さくなるほど、低くなります。

(2)問題のとおりです。気泡間隔係数が200~250μm以下で、耐凍害性を有します。

(3)問題のとおりです。凍結防止剤が散布される環境のように、凍害と塩害の複合劣化が生じる場合、スケーリングによる劣化が著しくなります。

(4)問題のとおりです。凍害は、凍結・膨張した氷に、未凍結水が押し出されることでコンクリートに圧が掛かり、劣化が生じます。

【問84_凍害】

積雪寒冷地におけるコンクリート構造物の凍害に関する次の(1)~(4)の記述のうち、不適当なものはどれか

(1)コンクリート中の水の凍結温度は、空隙が小さいほど低くなる。

(2)コンクリート中の細孔における未凍結水の移動に伴う水圧が一要因になり、ひび割れが生じる。

(3)海岸際に立地するコンクリート構造物で、海水の飛沫を受ける面と受けない面を比較した場合、飛沫を受けない面のほうがスケーリングは発生しやすい。

(4)コンクリート構造物の日射を受ける面と受けない面を比較した場合、日射を受ける面のほうが凍害は発生しやすい。

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正解(3)

(1)問題のとおりです。空隙中の水の凍結温度は、細孔径が小さくなるほど、低くなります。

(2)問題のとおりです。凍害は、凍結・膨張した氷に、未凍結水が押し出されることでコンクリートに圧が掛かり、劣化が生じます。

(3)誤りです。飛沫帯のように、凍害と塩害の複合劣化が生じる場合、スケーリングによる劣化が著しくなります。

(4)問題のとおりです。凍害は、昼間の融解と夜間の凍結が繰返し起こる、日射を受ける面で劣化が激しくなります。

【問85_凍害】

コンクリートの凍害に関する記述①~③に対する次の正・誤の組合せのうち、適当なものはどれか

①含水率の小さいコンクリートほど、凍害を受けにくい。

②ひさしなどの突出物は、外壁面に比べて凍害を受けにくい。

③干満部にあるコンクリートは、海中にあるコンクリートよりも凍害を受けにくい。

(1)
(2)
(3)
(4)
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正解(2)

① 問題のとおりです。凍害は、コンクリート中の水分の凍結・融解の繰返しにより劣化が生じる現象です。含水率の小さいコンクリートほど、凍害を受けにくくなります。

② 誤りです。ベランダ、ひさし、パラペットなどの突出部は水が溜まりやすく、日射の影響を受けやすいため、凍害を受けやすくなります。

③ 誤りです。海中部は、凍結する可能性が低いため、凍害の危険性は干満部よりも低くなります。

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